トルクは20%、燃費は17%向上
フォルクスワーゲングループジャパンは、同社の上級スポーティセダン「ジェッタ」に、フォルクスワーゲンの新世代ガソリンエンジン「TSI」を搭載し、「ジェッタTSI コンフォートライン」として、10月30日より発売する。
今回の主な変更では、従来の2.0L FSIエンジンと6速A/Tの組み合わせに替わり、直噴ツインチャージャーエンジン「TSI」(1.4Lでありながら170PSを発生)と、フォルクスワーゲンの新世代トランスミッションである6速DSGとを組み合わせたフォルクスワーゲンの最新パワートレインを採用した。この変更により「高性能と低燃費」という相反する要素が高次元で両立された。具体的には、従来の2.0L FSIエンジンと比べ、最高出力が150PSから170PSへと約13%、最大トルクは200Nmから240Nmへと20%向上しながら、燃費は12.0km/Lから14.0km/Lと、約17%も向上している。
「ジェッタTSI コンフォートライン」では同時にエクステリアも変更され、クロームツインエキゾーストパイプ、ボディ同色フロント/リヤ アンダースポイラーが追加された。
また、今回の変更に伴い、「ジェッタ」全ラインアップでグレード名称が変更される。「ジェッタ2.0」は、1.4L TSIエンジンが搭載され、「ジェッタTSI コンフォートライン」となり、2.0L 直噴ターボエンジンを搭載したスポーティモデルである「ジェッタ2.0T」は、「ジェッタ2.0TSI スポーツライン」となります。
価格は、新エンジン搭載の「ジェッタTSI コンフォートライン」が293万円。「ジェッタ2.0TSI スポーツライン」は362万円。