エンジン出力もあわせて向上
フォルクスワーゲングループジャパンは、同社のコンパクトカー「ポロ 1.4」のトランスミッションに6速オートマチックを採用し、10月16日より発売する。また、10月20日、21日の両日は、店頭において発売フェアが開催される。
今回の変更では、最量販グレードである1.4リッターエンジン搭載モデルに6速オートマチックトランスミッションを組み合わせるとともに、エンジンの最高出力を59kW/80PS(+4kW / +5PS)へと引き上げた。
1速のギア比は従来より20%以上ローギアード化され、エンジンのパワーアップとあわせて発進加速性能の向上を図った。同時に、従来の4速より20%以上ハイギアードとなる6速を設定し、100km/h巡航におけるエンジン回転数は約2,600回転から2,200回転へと大幅に下がり、特に高速における静粛性の向上や低燃費に貢献している。(欧州の走行モードでは約10%の燃費改善。)
さらにシフトアップやシフトダウンの際の変速ショックや、中間加速におけるキックダウンのスピードなども向上し、静粛性の高さとあいまって、走りの質感を大幅に向上させている。
価格は、4ドアの「ポロ 1.4 コンフォートライン」が199万円。2ドアの「ポロ 1.4 トレンドライン」は169万円。