三菱 ミニキャブ バイフューエル(オプション装着車)

CNG(圧縮天然ガス)とガソリンの併用が可能

 三菱自動車は、軽商用車「ミニキャブバン」をベースに、燃料として従来のガソリンに加えてCNG(圧縮天然ガス)を使えるようにした特装車「ミニキャブ バイフューエル」を三菱自動車ロジテクノ(株)と共同開発し、10月10日から全国の系列販売会社より発売する。
 三菱自動車では従来から、ガソリン車に比べて排出ガスがクリーンで、CO2排出量も少ないCNG仕様車を「ミニキャブ」等に設定して販売してきた。
 今回発売する特装車「ミニキャブ バイフューエル」は、軽商用車の「ミニキャブバン」をベースに、エンジン等をCNGにも対応できるよう改造し、後席シート下にCNG用ガスボンベ(容量28L×2本)を搭載したもの。
 CNG走行時の排出ガス性能は、ガソリン車の平成17年基準排出ガス75%低減レベル相当という高い環境性能を実現した。また、840km(CNG 208km+ガソリン632km:10・15モード換算値)もの航続距離を確保して、CNG車が抱えてきた燃料供給面の課題をカバーし、実用性を大幅に向上した。これにより、これまで導入を見合わせていた潜在ユーザーの需要を喚起し、環境に配慮したCNG車の普及に貢献していく。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、掲載写真車種「ミニキャブ バイフューエル」2WDで205.38万円。

新車見積もりはこちら