BMW 1シリーズ カブリオレ

スポーティでエレガントなデザインと優れた俊敏性が融合

 BMWは、電気油圧式ソフトトップを装備したコンパクト・セグメント初のプレミアム・4 シーター、「BMW 1シリーズ カブリオレ」をドイツ市場で発表した。この時期の発表だけに、10月24日から(一般公開日は10月27日から)11月11日まで千葉県千葉市の幕張メッセにて開催される「第40回東京モーターショー2007」への出品も期待される。
 BMW 1 シリーズの拡張モデルのひとつである「BMW 1 シリーズ・カブリオレは、5 ドア・モデル、3 ドア・モデル、1 シリーズ・クーペに続いて登場した同シリーズ4 番目のモデル。
 ソフトトップの操作(開動作/閉動作)に要する時間はいずれも22 秒以下で、ソフトトップは車速が40 km/h 以下であれば操作が可能。世界標準の専用ソフトトップ・モデル(オプション)には、太陽光線で虹色に輝く光沢のある繊維を使用したアンソラジットが用意されている。
 インテリア・デザインは広々と洗練され、高品質のトリムとシート表皮は多数のカラーと材質から選択可能で、トランスポート・バッグ、スルー・ローディング・システムなど、広範囲のオプション装備品が用意されている。さらに、ラゲッジ・スペースと後席をつなげば、このセグメントでは類を見ないほどの容量を持つラゲッジ・スペースが出現し、ゴルフ・バッグ2 個、またはスノーボード2 枚の積載が可能だ。また、全面にサン・プロテクション・テクノロジーを採用したレザーは、直射日光による表面温度の上昇を大幅に抑制する効果を発揮する。オートマチック・エア・コンディショナーにはBMW 独自のカブリオレ・モードを設定した。
 後輪駆動方式の採用と高性能エンジンによる比類ないドライビング・プレジャーが実現し、最高出力105 kW(143 ps)〜225 kW(306 ps)の4 種類のガソリン・エンジン、および微粒子フィルターを標準装備した最高出力130 kW(177 ps)の4 気筒ターボ・ディーゼル・エンジンが用意された。また、すべてのエンジン・タイプにBMW エフィシェント・ダイナミクス・コンセプトを採用したほか、ブレーキ・エネルギー回生システム(一部のモデル)、オートマチック・スタート・ストップ機能、シフト・ポイント・インジケーター、エレクトロニック・パワー・ステアリング(EPS)、低燃費と低排出ガスを実現するため補機類のオンデマンド制御とアクティブ・エアロダイナミクスを採用した。
 そのほか、総合的な安全関連装備品を標準装備し、エアバッグ、シート・ベルト・プリテンショナー、ベルト・フォース・リミッター、転倒時に後席ヘッドレスト後部に内蔵されたロール・バーが自動的に作動するロールオーバー・プロテクション、前席の背もたれとヘッドレストは衝撃特性を最適化し、後面衝突時に障害が発生するリスクを低減する。また、ねじれ剛性が極めて高いシャシー構造を採用した。
 コンパクト・セグメントには、オーディオ・システム、コミュニケーション・システム、ナビゲーション・システムなど、珍しいオプション装備品を用意。標準装備品としては、外部装置を接続可能なAUX-IN ソケット、Apple 社製iPod やその他のMP3 プレーヤー、メモリー・スティックなどを簡単に接続できるUSB コネクターとBluetooth インターフェースを用意した。
 緻密なデザインの後輪駆動に特化したサスペンションは、アルミ製等速ジョイント、アルミ製ダブル・ジョイント・タイ・バー式フロント・アクスル、軽量スチール製5 アーム式リア・アクスル、ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)機能を組み込んだダイナミック・スタビリティ・コントロール(DTS)、省エネ型パワー・ステアリング、BMW 独自のアクティブ・ステアリングを装備。電子制御式のトラクション最適化機能は、BMW 135i カブリオレのディファレンシャル・ロックと同じ効果を発揮する。
 また、トップ・モデルのBMW 135i カブリオレには、M スポーツ・パッケージを改良したMエアロダイナミクス・パッケージを標準装備している。

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