マツダ プレマシー

あわせて福祉車両のベース車も変更

 マツダは、コンパクトミニバン「マツダプレマシー」をマイナーチェンジし、乗り心地、走行性能の向上とクラストップレベルの環境性能を実現させて発売した。
 今回の改良でエクステリアは、ボンネットとバンパーをワンラインのシルエットでつなげたスムーズでクリーンなフロントデザインに変更し、新デザインのヘッドランプとともに精悍な表情を強調したフロントマスクとした。また、LEDウインカーランプを内蔵したドアミラーの採用や、LEDを使ったリアコンビネーションランプを上級モデルに採用するなどして、質感の高い仕様としている。

マツダ プレマシー
マツダ プレマシー
マツダ プレマシー
マツダ プレマシー
マツダ プレマシー

 インテリアは、インストルメントパネルのデザインおよびレイアウトを変更し、ホワイトイルミネーションで視認性を向上させたブラックアウトメーターを全車に採用するなどして、上質さとダイナミックさを高めたインテリアデザインとしている。また、グレードによって異なる内装色、シート生地を採用するなどして、スタイリッシュに個性を演出している。

マツダ プレマシー
マツダ プレマシー
マツダ プレマシー
マツダ プレマシー

 動力性能は、定評のあるMZR2.3L/2.0Lエンジンでは、S-VT(シーケンシャルバルブタイミング)の採用を拡大するなどパフォーマンスをさらに向上、また2WD車全機種へ電子制御5速オートマチックトランスミッションを採用して、常用域で使い勝手のよいトルクフルなフィールと共にリニアで爽快な加速性能を実現した。また、サスペンションのジオメトリーを変更し、ハンドリング性能およびロードノイズやブレーキ性能を改善し、走行安定性と乗り心地を向上させている。

マツダ プレマシー
エンジン
マツダ プレマシー
サスペンション

 環境性能は、S-VT(シーケンシャルバルブタイミング)やエレキスロットルおよび電子制御5速オートマチックトランスミッションの採用により燃費性能を改善、MZR2.0Lエンジンの2WD全車で「平成22年度燃費基準+10%」を達成し、グリーン税制に適合している。また、2WD車だけでなく4WD車まで「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」(SU-LEV)の適合を拡大させている。
 その他、定評ある「6+One」パッケージングコンセプトの多彩な機能性に加え、室内の静粛性を向上させ、さらなる快適な空間を実現した。また、衝突安全性能の評価において日本のNCAPで6つ星の最高ランクを獲得、メーカーオプションとしてDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が選択可能な機種を拡大するなど、安全性を向上させている。装備では、G-BOOK ALPHA対応HDDナビゲーション、新たに左前側方を写すCCDカメラを追加した駐車支援システム、Bluetooth®ハンズフリー機能およびAUX端子をメーカーオプションとして追加し、利便性を向上させている。
 ボディカラーには、薄金色の「ゴールデンサンドメタリック」をはじめとする7種の新色を含め、鮮やかな色合いを多彩に揃えた全11色を用意している。
 車両本体価格は176.8万円から。(消費税込み)
 なお、今回のマイナーチェンジにあわせて、「プレマシー」の福祉車両「プレマシー助手席リフトアップシート車」のベース車も変更し発売している。

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