注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:ランボルギーニ ガヤルド

ランボルギーニ ガヤルドの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

 かつて70年代のスーパーカーブームでフェラーリと人気を二分したのが「ランボルギーニ」だ。角ばった無骨なデザインに、ポップアップドア(通称ランボドア)を採用するなど、当時のスーパーカーの中でも特異な存在であった。ライバルのフェラーリは跳ね馬のエンブレムだが、ランボルギーニは猛牛のエンブレムを採用。それはクルマ造りにも現れており、フェラーリが美しいラインのクルマだったのに対し、カウンタックはいかにも猛牛がイメージできるデザインで、好対照のライバルという存在だった。

 その後ランボルギーニはディアブロ、ムルシエラゴを発売し、2003年に登場したのがこのガヤルドである。ディアブロやムルシエラゴがカウンタックの後継モデルといえる存在で、このガヤルドはムルシエラゴの弟分的存在。ベビー・ランボルギーニとして発売され、現在ではランボルギーニの入門クラスといえるが、現行モデルは軽く2,000万円オーバーと簡単に購入できる金額とはいえないが・・・。

 このガヤルドにはベーシックモデルと軽量化とパワーアップが図られたスーパーレジューラが存在する。また、オープンモデルのスパイダーも用意されるなど、スポーツカーとして幅広い要素を備える。そして5リッターエンジンから絞り出されるハイパワーを効率的に路面に伝えるため全車4WDシステムを採用する。その他にも数々の電子制御でコントロールされハイパワー・高性能を実現している。現代でも夢のクルマといえる。

今回のクルマ
Specifications
グレード
e-gear
ボディサイズ
4300x1900x1165mm
総排気量
4961cc
最高出力
520ps(382kW)/8000rpm
最大トルク
510N・m/4250rpm
定員
2人
車両本体価格
\22,496,250

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リセールバリュー診断

 ガヤルドのリセールバリューはCランクと平均的。これは、フェラーリと比較するとファン層が少ないということ。極端に言えば、フェラーリってどんなクルマか多くの人が知っているのに対し、ランボルギーニはコアなファン層以外にはあまり知られていないといえるだろう。特に、最近のムルシエラゴやガヤルドといった車名は日本人にはなじみが薄く、覚えにくいことも要因のひとつだ。

 とはいえ、フェラーリと肩を並べるスポーツカーブランドであり、知名度だけがランボルギーニの評価ではない。フェラーリが4WDを採用しないのに対し、ランボルギーニは積極的に4WDシステムを導入するなど、走りに対して純粋であるといえる。また、リセールバリューがそれほど高くないということは、中古車で購入したいユーザーにはその分安く購入できるというメリットがある。

車両本体価格
\22,496,250
登録など諸費用
\1,700,000
値引き
\0
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
49%〜51% C
約 \ 12,723,000

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