スズキは、自動車リサイクル法に基づき、2006年度（2006年４月〜2007年３月）の特定再資源化物品（自動車シュレッダーダスト：以下ASR、エアバッグ類、フロン類）に関する再資源化等実績を公表した。

　スズキは、自動車製造業者等に義務付けられている特定再資源化物品について、顧客から預託を受けたリサイクル料金により適正処理・再資源化を推進している。

　ASRの引取量は３万2,921t、取り扱った使用済自動車は30万7,103台であった。再資源化率は実績値71.7％、2015年法定基準値である70％を上回った。

　エアバッグ類の引取総個数は５万2,391個、引き取ったエアバッグ類にかかわる使用済自動車は１万8,310台だった。再資源化率は実績値94％、法定基準値85％を上回った。また、フロン類の回収量は、６万1,662kg、取り扱った使用済自動車は20万4,349台であった。

　スズキが、2006年度の再資源化等に要した費用の総額は15億6,034万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は15億4,550万円、収支は1,484万円の赤字とのこと。