三菱は、自動車リサイクル法に基づき、2006年度(2006年4月〜2007年3月)における自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。

 ASRの引き取り量は31万8,888台分(5万1,480トン)で、4万3,726トンを再資源化した結果、再資源化率は70.4%となり、2010年度の法定基準値(50%)を達成するとともに、2015年度の法定基準値(70%)を上回った。

 エアバッグ類は4万7,249台分(8万9,884個)を引き取り、再資源化率は94.1%で、法定基準値(85%)を達成した。フロン類の引き取り量は26万6,999台分(7万141kg)となり、適正に処理したとのkと。

 また、これら特定3品目の再資源化等に要した費用総額は22億7,426万902円で、資金管理法人(財団法人 自動車リサイクル促進センター)から払い渡しを受けた預託金総額は22億5,312万1,410円、全体収支は2,113万9,492円の赤字となった。