フォルクスワーゲン 新型「ゴルフ ヴァリアント」/フロントビュー

初夏にヨーロッパより販売開始予定

 フォルクスワーゲンは、3月8日(木)から18日(日)まで開催される第77回ジュネーブ モーターショーで、新型「ゴルフ ヴァリアント」を世界初公開すると発表した。

 新型「ゴルフ ヴァリアント」は、1993年に初登場以来、全世界で120万台以上生産されたという人気モデル。日本では、「ゴルフ ワゴン」として1995年から8万2千台以上が販売されたとのこと。新型「ゴルフ ヴァリアント」は、ゴルフ5のアーキテクチャーをベースに開発された第3世代モデルで、今年の初夏にヨーロッパ市場より販売が開始される予定だという。

「TSI」エンジンをステーションワゴンに搭載

 新型「ゴルフ ヴァリアント」に搭載されるエンジンは、2種類のガソリンエンジンと2種類のディーゼルエンジン。ガソリンエンジンは120ps(75kw)と140ps(103kw)があり、140ps仕様の「ゴルフ ヴァリアント」は、スーパーチャージャーとターボチャージャーの双方で過給する「TSI」エンジンを搭載した世界で唯一のステーションワゴンとなる。一方、ディーゼルエンジンは、105ps:5.2リッター/100km(77kw)と140ps:5.6リッター/100km(103kw)の2種類で、140ps仕様の2.0リッターTDIの最高速度は205km/hに達し、燃費と走行性能を高次元で両立しているとのこと。

フォルクスワーゲン 新型「ゴルフ ヴァリアント」/ラゲージスペース

 ボディサイズは、全長4.56m。ラゲージスペースは最大1,550リットル(後部座席折りたたみ時)、5人乗車時でも745リットル確保されている。また、新機構として、長さ1.36mのパノラマサンルーフを搭載するなど、ワゴンとしての機能性と快適性を大幅に向上させている。

フォルクスワーゲン 新型「ゴルフ ヴァリアント」/リヤビュー

 エクステリアデザインは、リヤフェンダーと完全一体型のテールランプや、クローム仕上げのフロントグリルおよびバンパープロテクターが特徴で、ワゴンスタイルの伝統と新しさを融合させたデザインとしている。

 また今回のジュネーブ モーターショーにおいては、新型「ゴルフ バリアント」のほか、フォルクスワーゲンによる低燃費車シリーズ「BlueMotion(ブルーモーション)」の第二弾となる新型「パサート ブルーモーション」も世界初公開されるとのこと。さらに、2009年に施行されるEuro-5の基準を始めてクリアするフォルクスワーゲン車となる新型「フェートン V6 TDI」も展示される予定。

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