フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、2006年 (1〜12月)の同社ブランドの国内新車登録台数(乗用車)が5万4,384台(前年比+2%、純輸入車シェア:22.3%)となり、7年連続で「輸入ブランドNo.1」を達成したと発表した。

 また、JAIA(日本自動車輸入車組合)が11日発表した「輸入車モデル別販売台数」では、「ゴルフ」が2万3,621台で4年連続して輸入車販売台数No.1になったとのこと。

 フォルクスワーゲン グループ ジャパン梅野 勉社長は、「2006年はジェッタ、パサート、クロスポロ、イオスなどの新製品で、上級セグメントへの挑戦を開始し、ライフスタイル重視のブランド戦略も手がけた。今年はそれらの製品を着実に育てていくと同時に、まもなく発売する新型「ゴルフGT」に搭載する「TSI」エンジンなどの革新的技術や新製品の投入を継続し、フォルクスワーゲンブランドの魅力にさらに磨きをかけていく」と述べた。

 2006年は、「ジェッタ」および「パサート」の好調な販売を始め、累計登録約8,400台・ゴルフ(ハッチバック)の約3割を占める主力モデルに成長した「ゴルフGTI」の好調な売れ行きが挙げられる。また、「クロスポロ」や「イオス」も高い支持を受けた。

 2007年は、高性能と低燃費」を実現した「TSI」エンジンの日本導入が予定されており、その第一弾「ゴルフGT TSI」は1月19日に発表される。新型車、特別限定車などの導入による販売および販売施策の強化を図り、販売増を狙っていくとしている。