【NISMO FESTIVAL 2006】「フェアレディZ」特集

世界中で愛され続ける「Z」ブランド

 日産自動車を代表するスポーツカーといえばやはり『フェアレディZ』だろう。北米市場を始めとして「Zカー」の名前で世界中から愛され続けるブランド。また、国内SUPER GT選手権での活躍にみられるように、モータースポーツの世界でも常にその名を響かせる存在となっている。このページでは、『NISMO FESTIVAL 10Lap Special』 に登場する様々なフェアレディZを特集する。

 TOPの赤いZは、富士スピードウェイのオフィシャルペースカーとして活躍するZ。なんとこれ、前後バンパーを延伸しJGTC GT500クラスのホモロゲーションモデルとした『Type E』(2004年1月から2月の間のみ生産!)・・・をベースとしたNISMO仕様、『NISMOフェアレディZ S-tune GT』なのだ。ニスモのチューニングエンジン『S1』搭載し、専用シャシーを組み込んだモデルで、月産20台で生産されたという超レア車。果たして実際のユーザーの手には、いったい何台渡ったのだろう。「NISMO FESTIVAL」の会場でも、多くの日産ファンが注目していたのは言うまでもない。しかも、よくよく観るとなぜか「左ハンドル」仕様! おそらく、世界中探しても同様のクルマはほとんどないのではないだろうか??

【NISMO FESTIVAL 2006】「フェアレディZ」特集
スタンドエリアに展示された「FAIRLADYZ HISTORY」コーナー。最新Zの隣りには『2007』とだけ書かれ、カバーがかけられたままの最新(?)フェアレディZが! な、なんで中身を見せてくれないの!?
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そして、歴代のモデルが並ぶエリア。手前にあるのが、昭和44年にデビューし、大ヒットを飛ばした初代S30Zだ。現代のモデルからするとかなり小ぶりに見える。
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トップチューナーが仕立てたZ33デモカーによるエキシビジョン『Z-car Challenge』が、「NISMO FESTIVAL 2006」で特別戦として行なわれた。
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初代S30Z 240ZGをベースにニッサン大森ファクトリーで仕立てたGTSレース仕様。排気量2800ccのLY28型エンジンは最高出力は300psと言われる。Gノーズが独特の凄みを放つ!
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そして現代の「Z」最高峰に位置するのが、SUPER GT500仕様『XANAVI NISMO Z』。本戦では本山 哲/松田 次生 両選手が乗る。VQ30DETT 3.0リッターエンジンは最高出力500ps以上、最大トルクは72kg-m以上を誇るという。
【NISMO FESTIVAL 2006】「フェアレディZ」特集
『NISMOフェアレディZ S-tune GT』の後ろ姿。ベースとなった『Type E』でロングノーズバンパー+180mm、ロングテールバンパー+135mmの全長を延伸。またサイドフィニッシャーの装着で全幅も+25mm広げ、JGTC GT500クラス参戦に向け最適化されている。
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こちらはパドック内に展示中のスーパー耐久シリーズ、STクラス3仕様の「Z」だ。左は『ハウスコンサルタント ADVAN Z』、右は『C-WEST ORC アドバン Z』だ。C-WEST〜は06年シリーズ第6戦SUGOでなんと1位を獲得している!
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こちらは、06年のSUPER GT選手権NISMOピットを再現したもの。普段はなかなかのぞくことの出来ない特別なエリアを間近に観られるとあって、終日、熱心な日産ファンを集めていた。

( 写真/レポート:CORISM編集部 )

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【12/11更新:特集 NISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル) 10Lap Special 2006】今年も熱い日産ファンが富士に集結!

【特集】 (2006.12.11)

06年12月3日(日)、今年も富士スピードウェイで恒例の日産・ニスモファン感謝イベント『NISMO FESTIVAL(ニスモ フェスティバル) 10Lap Special』が開催された。特集でお送りする。 >> 記事全文を読む