【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース

往年のツーリングカーレースが蘇る!

 『NISMO FESTIVAL』名物、カテゴリー混走模擬レースは、さまざまなカテゴリーで活躍した日産のレース車両が入り混じって走るレースだ。第一部は、ヒストリックカーカテゴリーが走った。
 昭和40年代から50年代にかけて日本のレースシーンを彩ったKPGC10 スカイラインGT-RやS30 フェアレディZを始め、当時、マイナーツーリングで最もポピュラーな車種だったB110サニーまで、往年のサーキットを彷彿とさせる布陣が、本気の走りを魅せてくれた!

【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース
手前はS30フェアレディZ 240ZG 73年TS仕様。日産 大森ファクトリー(現NISMO)のテストカーがベースとなっている。Gノーズの中にはスペシャルチューンのL28 直6エンジン クロスフロー仕様。ドライブするのは、Zといえばこの人、柳田 春人氏だ。
【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース
グリッドでスタートを待つTSサニー。こちらはB310型だ。実は現在「JCCA 日本クラシックカー協会」主催による『TS CUP』が開催されており、同世代のFRコンパクトカー『KP61スターレット』とともに参戦するバリバリ「現役」のレース車両なのだ。
【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース
そしてこちらが一時代を築いたB110サニー。70年に登場した。名機の誉れ高い1.2リッター A12型OHVエンジンは耐久性が高く高回転まで吹け上がることから、実に70年代後半まで様々なレースシーンで活躍を続け、多くの若手レーサーやチューナーたちを育てた。
【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース

70年代、往年の日産ワークスカラーを彷彿とさせるカラーリングが素敵な『G.T.SPECIAL キタザワサニー』。
【NISMO FESTIVAL 2006】ヒストリックカーレース

優勝をGETした柳田 春人選手がインタビューを受ける。当時GCシリーズで『サバンナRX-3』が全盛の時代、ひとり『Z』で走り続けた孤高の男。特に雨のレースではめっぽう速かったのだという。

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【12/11更新:特集 NISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル) 10Lap Special 2006】今年も熱い日産ファンが富士に集結!

【特集】 (2006.12.11)

06年12月3日(日)、今年も富士スピードウェイで恒例の日産・ニスモファン感謝イベント『NISMO FESTIVAL(ニスモ フェスティバル) 10Lap Special』が開催された。特集でお送りする。 >> 記事全文を読む