ホンダは、2006年度上半期の四輪車の生産、販売、輸入実績を発表した。

 生産においては、世界生産が2004年度から3期連続で前年同期を上回り、上半期実績として過去最高を更新した。国内生産は、海外向けの増加により、2004年から3期連続で前年同期を上回った。海外生産は、アジアおよび北米の増加により、1997年度から10期連続で前年同期を上回り、上半期実績として過去最高を更新している。地域別の生産では、アジアおよび北米が上半期実績として過去最高を更新した。

 9月度単月で見ると、世界生産は2005年8月から14ヶ月連続で前年同月を上回り、過去最高を更新した。国内生産では、海外向けの増加により2006年6月から4ヶ月連続で前年同月を上回った。海外生産では、アジアおよび北米の増加により、2005年8月から14ヶ月連続で前年同期を上回り、9月単月として過去最高を更新している。地域別では、北米が9月単月として過去最高を記録し、アジアについては全ての月を通じて過去最高を更新した。

 国内販売においては、総合計、登録車ともに2003年度以来3期ぶりに前年同期を下回った。届出車は、3月に発売したゼストが好調で、2004年度から3期連続で前年同期を上回った。

 9月度単月でみると、総合計は2006年3月以来6ヶ月ぶりに前年同月を上回った。登録車は2006年4月から6ヶ月連続で前年同月を下回った、届出車は、2006年3月から7ヶ月連続で前年同月を上回った。販売実績は、登録車ではフィットが1万1,068台、ストリームが1万187台、届出車ではライフが1万2,998台となっている。

 輸入においては、総合計は、主に北米向けの増加により2004年度から3期連続で前年同期を上回った。北米向けは、現地で販売が好調なフィット、CR-Vの出荷により増加した。

 9月度単月では、北米向けの増加により2006年6月から4ヶ月連続で前年を上回った。