三菱 『i(アイ)』、パワフルだけど環境に優しい自然吸気エンジン搭載モデルを発売!

オーディオ機能も強化!

 三菱は、未来形スモール『i(アイ)』に、要望の多かった自然吸気(N/A)エンジン搭載モデルを新たに設定し、10月24日より全国の系列販売会社より販売を開始した。また、同時に、従来設定のターボエンジン搭載モデル一部改良し、価格は据置で発売した。

 『i(アイ)』は、斬新な「リヤ・ミッドシップレイアウト」を採用し、2006年1月の発売以来、販売台数は9月末時点で3万台を超えている。また、本年度「グッドデザイン金賞」を受賞するとともに、グッドデザイン大賞候補にノミネートされるなどするなど、好評を得ている。

 今回発売される自然吸気エンジン搭載モデルは、連続可変バルブタイミング機構(MIVEC)付きアルミシリンダブロックエンジンを採用することで、低速から力強く滑らかな出力特性を得て、心地よい走りを実現した。最高出力は38kW(52PS)/7000rpm、最大トルクは57N・m(5.8kg・m)/4000rpmを発揮する。また、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)と平成22年度燃費基準を達成するなど、高性能と高い環境性能を併せて実現させた。
 グレードは「S」「L」「LX」を設定し、それぞれお買い得価格となっている。

 一方、ターボエンジン搭載モデルは、シフトパターンを改良することで、従来より燃費を改善するとともに、グレードも3から「M」「G」の2グレードに集約した。

 エクステリアは、フロントおよびリヤバンパー下部のブラック樹脂部分をボディと同色化し、安定感があり親しみやすくした。ボディカラーは、今回新たに穏やかで暖かみのある「ペールベージュソリッド」を追加し、全10色を用意している。

 今回、全グレードに、最大360Wの高出力アンプを搭載した、6ポジション8スピーカーの「ハイグレードサウンドシステム」を新たにメーカーオプションとして設定したほか、ドア自体をスピーカーボックス構造化することで、クリアでハイクオリティなサウンドを実現させるなど、オーディオ機能を大幅に強化した。

三菱 『i(アイ)』、パワフルだけど環境に優しい自然吸気エンジン搭載モデルを発売!

 合わせて、福祉車両ハーティーランシリーズ「助手席回転シート仕様車」を設定。手動で助手席を外方向に約85度回転し、簡単な操作で乗降の負担を軽減させる専用シートとなっている。また、助手席側ドアの開度を、標準車より約8度拡大させることで、乗降を容易にし、助手席アームレストやフットレストを標準装備するなど利便性・快適性を向上させた。

 価格は、自然吸気エンジン搭載モデル「S」「L」「LX」が105万円〜138万6,000円、ターボエンジン搭載モデル「M」「G」が138万6,000円〜161万7,000円、助手席回転シート架装費は、11万5,500円。

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代表グレード
L(2WD)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,600mm
車両重量[kg]
890kg
総排気量[cc]
659cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
52ps(38kw)/7,000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
5.8kg-m(57N・m)/4,000rpm
ミッション
4A/T
10・15モード燃焼[km/l]
19.2km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
115万5,000円
発売日
06/10/24
写真
三菱自動車