10月23日、トヨタの新型コンパクト「オーリス」の発表会が行われた。位置付けとしては、カローラ ランクス/アレックスの後継車となるが、名前にカローラはつかずあくまで独立車種で、日欧統一の車名「オーリス」として欧州に先駆け日本で発売開始された。
まずは、渡辺社長によるスピーチ。「オーリス」のネーミングは「オーラ」から派生したもので、“独特の雰囲気を持った存在感の際立つクルマであって欲しい”という思いでつけられたという。月販目標台数は、3,000台。また、欧州では来年の春より販売される予定で、2007年は日欧あわせて20万台以上を目指すとのこと。
続いて、開発担当の金森氏より商品説明が行なわれた。見た瞬間、乗った瞬間、走り出した瞬間に「オーリス」の魅力を実感するという『直感性能』が開発テーマ。エクステリアは、トヨタ車のデザインソロフィー「VIBRANT CLARITY」に基づき、遠くから一目で分かる独自の存在感を見せるスタイルとしたという。インテリアは、ヨーロッパの建築手法である“フライングバットレス”をモチーフとし、センタークラスターからセンターコンソールまで一体化した斬新なデザインとされた。また、走りについては、アウトバーンでの超高速走行など欧州で走り込みを行い、卓越した走行性能を実現したという。エンジンは、1.8リッター Dual VVT-iエンジンと1.5リッター VVT-iエンジンの2タイプ。
THE AURIS(SUPER)BANDを結成!
「オーリス」のTV-CMソング「My Way」を歌うのは、期間限定で結成された『THE AURIS(SUPER)BAND』。ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のギタリストである鮎川誠氏をリーダーに、KEIKO、SE7EN、川嶋あい、山田タマル、ROLLY、恩田快人、高橋まことと幅広い年代の8名のアーティストで結成されている。今後、楽曲のネット配信・レコードショップとのタイアップ等、車名を冠した新バンドとCM楽曲のプロモーションを展開するとのこと。