GE ホンダ エアロ・エンジンズ、新開発のジェットエンジンを“HondaJet”に搭載!

 GE ホンダ エアロ・エンジンズは、米国フロリダ州オーランドで開催されているナショナル ビジネス アビエーション アソシエーション(NBAA)2006にて新開発のHF120ターボファンエンジンを、スペクトラム・エアロノーティカル製の新型ビジネスジェット機“Freedom”と、ホンダ エアクラフト カンパニー製の量産型“HondaJet”に搭載することで、両機体メーカーと合意した、と発表した。

 GE ホンダ エアロ・エンジンズは、2004年にゼネラル・エレクトリック・カンパニー(GE)とホンダが合弁会社として設立した。同社は部品テストを重ねながらHF120エンジンを新規開発し、2007年初めに第一号基のテストを予定しているという。今回搭載が決まった“Freedom”と“HondaJet”は、ともに2010年の販売開始予定であり、2009年中にHF120の型式認定の取得を目指している。

 HF120の前身であるHF118は、ホンダが独自に開発し、これまで地上や上空で4,000時間に及ぶテストが行われている。後継となるHF120の最大推力は2,050ポンドに向上したとのこと。

 小型で価格を抑えたビジネスジェットの台頭により、信頼性と耐久性の高いジェットエンジンの需要が見込まれる。高い耐久性を発揮するHF120は、稼働率の高い期待への搭載に理想的でユーザーのニーズに対応しているという。同社ではHF120エンジンの推力クラスで、年間400機以上の市場があると見込んでいる。

HondaJet(ホンダジェット)、受注を開始!

【ニュース】 (2006.10.18)

ホンダの全額出資子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーは、米国東部夏時間10月17日に、フロリダ州オーランドにて開催されている世界最大のビジネス航空機ショーであるナショナル ビジネス アビエーション アソシエーション(NBAA)において、小型ビジネスジェット機HondaJetの受注活動を開始すると発表した。 >> 記事全文を読む


ホンダ 航空機市場に新規参入、HondaJet事業化

【ニュース】 (2006.07.27)

ホンダは、ウィスコンシン州オシュコシュ市にて開催されている、世界最大の飛行機の祭典Air Venture 2006に自社開発の小型ビジネスジェット機であるHondaJetを出品、今後同機を量産し航空機市場に新規参入することを発表した。 >> 記事全文を読む