日産は、同社の支援により設立されたオックスフォード大学内の日産日本問題研究所において、同社副社長 高橋忠生氏と欧州日産自動車会社上級副社長 コリン ドッジ氏による講演会を、現地時間12日の17時より行なうと発表した。

 日産日本問題研究所は、日本の歴史、文化、政治、社会に関する研究推進を目的とし、1981年、日産自動車からの寄付でオックスフォード大学セントアンソニーズカレッジ内に設立され、2006年3月に創立25周年を迎えた。日産の役員による講演会は、同研究所のより積極的な活用のために企画されたもので、今回は、日産自動車のモノヅクリの歴史やCFT等に代表される革新的マネージメント手法などについて2名の役員が講演する。今後、年一回のペースで、同様の講演会を定期的に実施していく予定とのこと。

 オックスフォード大学にて経営学や理学を学ぶ学部学生、修士学生および同校に勤務する教授などが対象となる。13日には、ビジネススクールの学生を対象としたセミナーの実施も予定されており、12日、13日の2日間で、計150名程度の受講生を見込んでいる。