ビー・エム・ダブリューは、「メンテナンス・オン・デマンド」を導入すると発表した。

 「メンテナンス・オン・デマンド」では、2006年11月1日以降、初度登録の全ての正規輸入(4輪)車両の新車保証を登録より3年間へ延長することが盛り込まれたほか、ブレーキ・フルード交換(1回)、3年間の24時間BMWおよびMINIエマージェンシーサービスが標準で付加される。

 また、車両に搭載されたCBS(コンディション・ベースド・サービス)およびSIA(サービス・インターバル・インディケーター)によって、ユーザー個々の車両の使われ方に応じたメンテナンスが可能となり、維持費削減に寄与しているという。消耗部品に固定のメンテナンス期間を設けないことで、総保有コストの低減を目指す。

 なお、「メンテナンス・オン・デマンド」の導入に伴い、2006年11月1日以降はBMWおよびMINIサービス・フリー・ウェイは終了となる。

■SIA

エンジン オイルならびに点検が必要な時期を、それまでの走行状況から割り出して知らせる。(搭載モデル:X3、 X5、Z4、MINI)

■CBS

エンジン オイル、フロント/リア・ブレーキ、マイクロ フィルター、ブレーキ フルード、スパーク プラグといった消耗部品の状況を個別にモニターし、それぞれに最適なメンテナンス時期ならびに点検時期を知らせる。(搭載モデル:1、3、5、6、7シリーズ)