トヨタは、10月8日〜10月12日までロンドンで開催される「第13回ITS世界会議」に出展している。

 「第13回ITS世界会議」は、欧州、アジア/太平洋、米州の順で毎年開催されているITS(高度道路交通システム)に関する規模が最も大きく権威ある国際会議である。各国のITS関連団体がセッション、展示会、テクニカルツアーを通じ、最先端のITSの研究成果や製品を発表、展示するという。

 トヨタは従来から第1回から同会議に参加し、最先端のITS技術展示を行ってきた。今回の出展では『Drive ITS Dreams.』をテーマに、ITSへの取り組みを「安全」「環境」「快適」の3テーマからわかりやすく解説するとともに、世界最先端のITS技術を搭載したLEXUS LS460を展示し、「プリクラッシュセーフティシステム」などの自律系システムの取り組みと、将来期待される「インフラ協調型運転支援システム」の開発状況が映像で紹介される。また、自律・インフラ協調それぞれに必要なITS技術についてもパネルで紹介される。

 さらに、屋外試乗で縦列駐車や車庫入れをサポートする「インテリジェントパーキングアシスト」が紹介され、実際に参加者がこの機能を搭載した車両(LEXUS LS460)に同乗体験が可能となっているとのこと。