日産は、日産カーウイングスが、経済産業省主催の「ネットKADEN2006」において「優秀賞」を受賞したと発表した。

 「ネットKADEN大賞」は、2005年度に創設され、「情報家電」分野について商品・サービスの認知を促進しその価値を高め、さらに発展・拡大させていくことを目的として経済産業省が主催している表彰制度である。

 日産カーウイングスは、ドライブ中にナビゲーションの操作をすることなく、要望をオペレーターに伝えるだけで、目的地設定や様々な情報提供などのサービスを受けることが可能な「有人オペレーターサービス」を1998年に日本で初めて導入。また、最速ルート探索や緊急時のロードサービス手配など、24時間年中無休で、ドライバーに安心で快適なドライブ環境を提供している。

 今回の受賞は、渋滞回避ルート設定や各種の情報提供など高度な機能を装備しつつ、ネット社会の中であえて人による情報検索支援に力点を置いたサービスの新鮮さ、また、オペレーターによる細やかな人的サービス、また、運転中にドライバーがナビゲーション操作をすることなく目的地設定などができる安全性の面が評価されたものとしている。

 日産カーウイングスでは、今秋発売予定のスカイラインの発売にあわせ、世界初のテレマティクスエージェント機能を採用し、車内で好みのインターネット情報を入手できる「インターネット情報チャネル」や「沿線情報自動ガイダンス」など、新世代のサービスを開始していくとのこと。