インジェクターがダメだったの〜?

徹夜のサービス

夜間のサービスはエンドレスであります。まずはエンジンの不調を調べるのと、ブレーキの修正が優先課題なので分担で作業を開始!
エンジンは、エンジニアに調べてもらったところ、第1インジェクターが稼動していないとのこと。トヨタ・ハイラックスVIGOに搭載の1KD−FTVは4発なので3発でSS−1とSS−2を走っていたことになるのだ。そう考えると総合2位は十分な成績であります。

しかし、それが発覚したのが夜の2時・・・

トヨタのディーラーやカスタマーセンターは既に閉店。今回は運悪くサービスカーもVIGOではありませんのでスペアパーツは一切なし。苦渋の選択で明日の80kmは3発で走ることを決意であります。
ブレーキは各部位を交換。”大丈夫だ!”というメカニックを信じて明日に備え本日は就寝であります。

三菱のサービス体制はカッコイイな〜〜

ビックチームのタイ三菱

アジアXCラリーでは1台のみのエントリーだったタイ三菱チームですが、タイ・クロスカントリーラリー選手権では5台体制で本気モードであります。
毎回綺麗にテントを建ててカッコイイのなんのって、他チームながら羨ましいと思う次第です。
日本でもトライトンが発売になりましたが、非力なOHVのガソリンエンジンでは魅力も半減。日本はディーゼルエンジンに対してもう少し考え直す必要があるでしょう。

夕食は近くの街へ繰り出して・・

サービスの合間を見てディナータイムであります。
近くの街に出て裏路地の裏路地・・・そんなところにお洒落な店構えのレストランが出現!

ナビ : 「ここが上手いんだよ〜」

さすがは地元タイ人であります。パクチョンはバンコクからもほど近くラリーも盛んな場所なので、ラリー関係者には馴染みなお店だとか。 確かに値段はタイ価格ながらもメニューには”Tボーンステーキ300g”などがあり、バンコクでもなかなかお目にかかれないブツが出て参ります(写真:下側がTボーンステーキ)
今回のディーナーのメンバーは、アジアXCラリーで私のナビを勤めたヨンさん(選手権ではタイ三菱より参戦)とそのドライバー。ナビのビスットさん。スタッフのメイさんの総勢5名。 飲んで食って総額700bht(日本円で2100円程度)にはタイの物価の低さに感謝であります!

●タイのモータサイ屋台事情● *注意:ラリーとは一切関係ありません

どう?かっこいい〜〜??

”パフ パフ パフ!!”
と軽快なラッパ音にトボケタ顔で”ど〜だい?買わないかい?”と言わんばかりにジ〜と人の顔を見る姿がなぜか統一されているタイのモータサイ屋台。
売っているものは食べ物、飲み物、アイスクリームが定番となっているが、中には雑貨やおもちゃなどを売り歩くバイクもいる。

さてさて、そんなモーターサイ屋台でも大きく2種類に分けられるのだが、写真左のフロント型屋台と写真中央のサイド型屋台。どちらが運転しやすいものなのか?ちょっと拝借をしましてテストドライブであります。
正直、どちらも運転には”コツ”が必要なようです。荷物も相当重いので、はっきり言って曲がりません・・・ それをいとも簡単に運転してしまうおばちゃん(写真右)は凄い!と、いつもより多めにお好み焼き風の食べ物を購入。
このようなモーターサイ屋台は、タイの主要都市に限らず相当な田舎まで浸透しているので、どこで生産されていのかは知らないが、相当なシェアだと思われる。どうですか?スズキやホンダでメーカーオプションとして販売されては?!

前置屋台
フロント型
サイド屋台
サイド型
持ち主
持ち主のおばちゃん

次回は、タイ・クロスカントリーラリー選手権Rd−5の最終SS(SS−3)をお伝えします。
果たして3発でどこまで逃げ切れるのか?!