日産は、10月2日よりこれまで海外を含む同社の様々な部門及び関連会社が独自に企画・調達・販売していたグッズ事業を、同社グローバルアフターセールス事業本部に統合・集約すると発表した。グローバルに組織統合することで、高品質な商品を世界中から調達し、ユーザーへ提供することが可能となるという。

 日産では、グッズ開発にも日産のデザイナーも参画し、ブランドイメージに忠実な商品を提供していく。ラインナップは「NISSAN」ブランド、フェアレディZ等の車種ブランド、モータースポーツブランドである「NISMO」の3ブランドをあしらったウェア等のグッズおよびミニカー、約200点の商品から構成される。

 これまでは、関連会社、日産自動車それぞれのウェブサイトと一部販売会社でのみ入手可能であったが、今後は、全国4ケ所(札幌、東京、名古屋、福岡)の日産ギャラリーを始め、日産自動車ウェブサイト全国の販売会社においてブランドにかかわらず購入することが可能となる。また、2006年下期から海外での販売も開始する予定である。

 売上については、こうした品揃えの強化、販売チャネルの拡大、海外展開により、2008年度には対2005年度比で4.4倍となる約11億円を見込んでいるとのこと。