日産 新型ナビゲーションシステムを発売し、「カーウイングス」の新世代サービスを開始!

 日産は、HDD方式を採用した新型ナビゲーションを発売し、カーナビ向け情報サービス「カーウイングス」を今秋発売予定の新型スカイラインに採用し、新サービスを開始すると発表した。また、10月3日〜7日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」においてカーウイングスの新世代サービスおよび新型カーウイングスナビゲーションシステムが体験できるデモ機を日産ブースに展示するとのこと。

日産 新型ナビゲーションシステムを発売し、「カーウイングス」の新世代サービスを開始!

 新型ナビゲーションシステムは、「見やすさ」「使いやすさ」「ルート探索の精度向上」といったカーナビの基本性能を大幅に向上。加えてミュージックボックスなどエンターテインメント機能を充実させた。高速・大容量の30GBのHDDを搭載、最大3000曲の音楽CDを録音できるという。また、超高速データ更新システムにより、約20分で地図データの更新が可能という。さらに、CF(コンパクトフラッシュ)カード(WMA、MP3方式に対応)など多様なメディアに対応した音楽再生機能を搭載、地上波デジタルTV放送にも対応しているほか、FOMAのマルチコールにも対応している。

日産 新型ナビゲーションシステムを発売し、「カーウイングス」の新世代サービスを開始!

 カーウイングスの新世代サービスは、車内でインターネット情報を入手し、ドライブの楽しさを向上させる世界初のテレマティクスエージェント機能を新開発。タイトルとコンテンツの音声読み上げ機能で、運転中でも安全に普段利用しているインターネットサイト(RSS形式の配信をしているサイト)の情報を入手することが可能となった。サービス開始時は、ヤフーをなど7社の情報受信が可能となっており、順次拡大していくとのこと。また、沿線情報自動ガイダンスを世界で初めて実用化した。

日産 新型ナビゲーションシステムを発売し、「カーウイングス」の新世代サービスを開始!

 さらに、プローブ情報を活用し、交通情報の配信や最速ルート検索機能を向上。従来のプローブ交通情報の弱点であったリアルタイム情報の欠損や網羅性の低さを補うため、リアルタイム推定補完技術を世界で初めて実用化させた。