注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:レクサス LS460        versionU Ipackage

レクサス LS460 の魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

昨年8月に登場して自動車業界の話題を一気にさらった「レクサス」から、フラッグシップ(旗艦)モデルのLSがいよいよ発売された。

レクサスはメルセデス・ベンツやBMWに対抗する高級車ブランドで、既に北米や欧州・アジアなど世界各国で成功を収め、日本車らしく「高品質」と評判だ。
北米などでは既に初代セルシオから『LS』として販売され、既にブランドとして確立しているため海外での成功は間違いなしといったところ。
では、日本市場ではどうなるか?

昨年登場した《GS》や《IS》はお世辞にも“成功している”とはいい難く、かなり苦戦しているようだ。やはり「高級ブランド1日にして成らず」といったところなのか。
しかし、この『LS』だけは違う。期待されたフラッグシップモデルということもあり、発売前の予約は既に10,000台以上ともいわれ、生産体制によっては今から注文しても納車は1年先になるか?
中古車が出てきたら「プレミアム価格(所謂、新車以上の価格)」で売りに出されそうな勢いだ。

この『LS』、まず4.6リッターの標準ボディ『LS460』から発売され、来年にはハイブリッドモデルの『LS600h』が登場する。となると、来年登場する600hに注目が集まりそうだが、460でも最高出力381馬力の高出力エンジンを装備し、ライバルの《メルセデス・ベンツ S500》と同等の走りが楽しめる他、世界初の8速ATの採用で、走りも滑らかなはず。比べたら絶対『LS』の方が良く見えるはずだ。

しかし、このクラスで難しいのが「ブランド力」。メルセデスやBMWは日本でも数十年かけて培ったブランドがあり、単純に比較してレクサスがいいとかメルセデスがいいとか割り切れるモノではない。
それがこれまで苦戦してきたレクサスの現状ともいえそうだ。

今回のクルマ
Specifications
グレード
LS460 versionU Ipackage
ボディサイズ
5030x1875x1465mm
エンジン型式
1UR-FSE
総排気量
4608cc
最高出力
385ps(283kW)/6400rpm
最大トルク
51.0kg-m(500N・m)/4100rpm
10・15モード燃焼
8.7km/l
定員
5人
発売日
2006年9月19日
車両本体価格
\9,650,000

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リセールバリュー診断

レクサス LSのリセールバリューは、やっぱりAランクの注目車となった。
ポイントとしては、日本ではレクサスブランドは登場したばかりで中古車市場のタマ数が少ないこと。タマ数が少なく、人気のクルマはリセールバリューも高くなるのだ。そして先代「セルシオ」がしっかり『LS』人気の基盤を作っていたこと。セルシオは中古車市場でも人気の高いクルマといえ、コンセプト的には同系統の『LS』にもその人気は受け継がれるだろう。
また、実際ライバルといわれているメルセデス・ベンツやBMWのユーザーとはあまりかぶらないことも中古車人気のポイントとなりそうだ。

軽自動車やミニバンばかりが注目されている昨今、レクサスの成功に期待する業界関係者も多いはず。(これはトヨタだけではなく、業界全体といってもいいだろう)
レクサス成功は中古車業界も大いに気になるポイントであり、是非とも頑張って欲しいところだ。

車両本体価格
\9,650,000
登録など諸費用
\700,000
値引き
\-0
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
58%〜64% A
約 \ 4,174,000

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