ひとアシお先に富士スピードウェイをテストラン!?
「MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY」(以下「PIT PARTY」)の目玉といえば、来期からF1GPが開催される静岡県富士スピードウェイで、ひと足お先にルノーF1が走ってしまうという「事件」に尽きるだろう。その、熱いファーストインプレッションをアロンソ、フィジケラ、コバライネンが語る!
アロンソ・フィジケラ・コバライネンが語った富士の印象
デモランを終えた3選手は、ピット内プレスラウンジで行なわれた記者会見で、来年F1GPが開催される富士スピードウェイの印象についてそれぞれ答えた。
アロンソ選手は「コースやピット内の設備も良く、来年もいいレースが出来そうだ」と、新たな目標について話した。
続いて、来年度エースドライバーとなるベテランドライバー、フィジケラ選手も「少し狭いと感じるところがあるけれどいいコースだ。ストレートではオーバーテイクするチャンスもあるだろう」と意欲をみせた。
来期から正式ドライバーとなるコバライネン選手は両選手同様に施設のよさを誉めるいっぽう「(13コーナーから最終コーナーにかけての)3ツのコーナーが非常に難しい」と素直に述べていた。逆に言えば、この1連の処理が富士の最も重要な攻略法、ということなのだろう。
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今期残り3戦、どうなるアロンソ!?
会見では、残り3戦になった今期F1グランプリの戦いについて質問があげられた。現在、シリーズ獲得ポイント1位のフェルナンド・アロンソ選手を追うように、「皇帝」ことフェラーリのミハエル・シューマッハ選手がその後をわずか2ポイント差で追っている。前回のイタリアGPでは今期初のリタイア、前々回のトルコGPでは2位となるなど、前半戦でみせた圧倒的な速さに比べるとやや不調(それでもトップを維持し続けていること自体スゴイことなのだが)となっている。果たして渦中のアロンソ選手はどう思うのか。
この質問にアロンソ選手は「レースなのでやってみないとわからないが自信はある。ある程度は楽観している。」と余裕の表情。「どの3戦も勝利を目指すことは出来る。まだまだイケる」と、残り3戦に向けた意気込みを語り、会見を締めくくった。
F1デモラン&バトルで大盛り上がり!
PIT PARTYも終盤に差し掛かり、いよいよお待ちかね、アロンソ選手のドライブによるルノー25 F1マシン デモランの時間となった。早速コースを周回しその圧倒的な速さを会場にみせつけたあと、またまたあっと驚くバトルが繰り広げられることとなった。それは先ほど体験走行を行なった2シーターフォーミュラ、そして市販の乗用車であるメガーヌRSとの異種対決3つ巴バトル!
常識で考えたら信じられないようなことだが、こういうお遊びをやってしまうのがPIT PARTYならではの楽しみなのだ。まずはヨーイドン!で一斉に1周。もちろん圧倒的なタイム差なのは言うまでもない。
というワケで2回目はなんとハンデキャップ方式でのスタートとなった。メガーヌが出た20秒後にフォーミュラがスタート、そしてさらに間を空けてF1がロケットスタート!さあどうなる!?
マルチビジョンに映るコース疾走中のルノーF1の姿に会場の盛り上がりは最高潮に。そしてお約束(?)、メインスタンド前でのオーバーテイク&ゴール!!
F1のスゴさを、わかりやすいスタイルで改めて目の当たりにさせてもらったのだった。
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「MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY」この他の模様は・・・
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【9/27画像追加】アロンソがF1で富士を激走!「MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY」in富士スピードウェイ
【特集】 (2006.09.27)
初秋の静岡県富士スピードウェイで「ageHa」と「マイルドセブン・ルノーF1チーム」とのコラボイベント「MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY」開催。その詳細情報を速報でお届けする! >> 記事全文を読む |
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イベント名
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MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY
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主催
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Gyao(株式会社USEN)
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特別協賛
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JT(日本たばこ産業株式会社)
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開催日
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2006年9月24日(日)
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開催場所
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富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)
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写真
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和田 清志/徳田 透
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レポート
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徳田 透(CORISM編集部)
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