台形をモチーフにしたフロントグリルやシャープな雰囲気のヘッドライトがとても印象的。新世代のスポーツカーにふさわしい洗練されたフォルムだ。 丸みを帯びたデザインは、一目でTTとわかるもの。リヤスポイラーは美しいフォルムと走りを両立させるため120km/h以上で開き80km/h以下で格納する電動開閉式を採用。 円をモチーフに採用したインテリアはスパルタンな雰囲気を感じさせる。ステアリングは下部を水平にしたD字タイプとなっている。 ホールド性が高く、長時間のドライブでも疲れにくそうな形状のシートを採用する。シート表皮はファブリックや本革、そして本革/アルカンターラの3タイプを用意。 わずか0.2秒でシフトチェンジ可能な6速Sトロニックトランスミッションを採用する。マニュアルモードも装備し、スポーティな走りにも応えてくれる。 3.2クワトロ(写真)は18インチ、2.0TFSIは16インチのタイヤ&アルミホイールが標準装備となる。 3.2クワトロには250ps&32.6kg-mを生み出すV6エンジンを搭載。レスポンスや燃費性能にも優れた新世代のスポーツカーにふさわしいユニットだ。 ラゲッジスペースは美しいフォルムと引き替えに最小限の容量。だが、小さめの旅行カバンなどなら十分積み込めそうだ。 |
一目でTTとわかる洗練されたフォルム アウディのスポーツクーペであるTTが、新型へと生まれ変わった。新型アウディTTは一目でTTとわかるフォルムながら、洗練された新しいデザインテイストを取り入れている。 円をモチーフにしたインテリアデザイン 新型アウディTTのインテリアは、ドライバーを中心としたスパルタンな雰囲気でまとめられている。センターコンソールはドライバー側へ向けられ、ドライバーとの一体感を強調したデザインとなっている。 ハイテクデバイスと軽量ボディによるスポーティな走り 新型アウディTTではスポーツカーとしての走りに磨きをかけるべく、様々なハイテクデバイスや軽量化技術などが満載されている。まず注目したいのは新型TTのために開発されたスポーツカー仕様のASF(アウディ スペース フレーム)だ。これはアウディとしては初のアルミとスチールを採用したハイブリッド構造のボディで、ねじれ剛性を50%高めることに成功したという。リヤのフロアパンを始めとしたボディ後部にスチール素材を用いることで、前後重量配分の最適化と48%以上もの軽量化を実現しているのだ。
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