新たしき挑戦者たちよ・・未開のチャレンジは素晴らしい!!

三菱ランサーエボリューション、スバル・インプレッサ 速いしかっこいいですよね〜 最近開催されたWRC北海道の主力出場車でもあり、ラリーというとみなさんが想像される車種かと思います。が、クロスカントリーラリーは全く違うさまざまな車種がエントリーしています。今回はアジア・クロスカントリーラリーに出場していた特長ある車種をご紹介しましょう。

びっくり!三菱デリカが参戦

まず筆頭は耳を疑うかも知れませんが、三菱デリカ(スペースギア)であります。これはさすがの私もビックリしました! 正直、完走は無理だろ〜と思っていたのですが、なんと無事に完走してしまったある意味凄腕のコンビでした。あっぱれであります!

モノコックボディーのNewエスクード

スズキ・エスクードは日本から2台の参加。残念ながらエンジンブローでリタイヤとなってしまったが、プライベーターながらデーターのない新しい車両でチャレンジしたことは、素晴らしいバイタリティーだと思います。モノコックの時代到来の予感です。

フォードの新しいピックアップ

小林和久二郎・草加浩平組のFORD・Newレンジャー。チーム・フォードとして3台体制で臨んだが、まだデーターのない車両であらゆるトラブルに泣かされ苦戦となった。それでもモチベーションを維持してラリーを組み立て総合11位はさすがでした。

台湾から参加のチーム・フォード

台湾から参加のFORDエスケープ。サポート大型カミオン2台を投入してサテライトでライブ情報を台湾のTVで放映するなど意気込みが違いますが結果は惨敗。しかしあの道をモノコックボディーで完走したのは凄いですね。どんな作り方をしているのだろう?

バイオフューエルで参加の片山右京選手

なんと言っても今年の話題は、片山右京選手が挑戦したテンプラ油100%で完走のバイオフューエル・チャレンジ(トヨタ・ランクル100)だろう。結果は総合14位と奮わなかったが、新たなる時代の幕開けを予感させました。年始のパリダカにもチャレンジです!

イスズ・Muなのか???

タイから参加のイスズ・Mu??と思われる車両。実はビッグホーン・ロングのシャシーの上にMuのボディーを無理やり乗せている奇怪なシロモノ。タイではこのような2個1(いや3個1かな?)車両を多く見かける。発想は良いのだが結果19位でした。

ポラポート選手が乗るマツダBT−50

FORDレンジャーとマスクだけ違うマツダBT−50。やはりデータ不足からかトラブル続きで苦戦をした模様。ドライバーはタイのラリーシーンでは有名なポラポート選手で、タイ・ブリジストンがメインスポンサーとして活躍している。

(嘘)ラオスから参加の・・・

(嘘)唯一1台MOTOで参加のラオスの4名。この少年の笑顔がMOTOクラストップの”余裕”を感じる。車両の作りこみも最新のパイプフレームを採用し、脅威の軽量化も実現している!4人での参加はヌタヌタのコースをクリアする最大の武器のようだ!(嘘)

今回特集した参加車は、クロスカントリーラリーという競技で新しい可能性にチャレンジしている”真のチャレンジャー”だと思います。 データーのある車両でチャレンジして結果が出せないのは、クルマには問題なく人間に問題があるのでしょう。しかしながら、そのような方々はクルマに責任転換をして自分を正当化してしまうので成長が見られません。コースアウトで木などに激突しているのは運転の技量がないのでしょう。
クルマには問題ありません。それはあなたが選んだクルマなのだから・・・・