2代目が登場した三菱ekワゴン!中古車は値落ちが少ないので、新型の新車のほうがお買い得感がアル!

先代の中古車は割高!ズバリekワゴンなら新車だ!

旧型の中古車は安くても40万円以上!新車が90万円だったのに、まだ高い!

 9月13日に三菱のekワゴンが2代目にフルモデルチェンジしました。そこで、今買うなら先代の中古車を狙うのか、新しくなった新車を買うのが賢いのかを検証してみましょう。

 先代となった初代ekワゴンが登場したのが、今から約5年前の2001年の10月。登場した時にはすでに、ワゴンRやムーヴなどの軽自動車のハイトワゴンの人気が高まっていましたが、それらのハイトワゴンは装備の充実したグレードだと、新車の価格帯が100万円以上はしていました。

先代のインパネはハッキリ言って安っぽかった…

 ところがekワゴンは、ベースグレードとなるMにも、キーレスエントリーやオーディオなどの基本装備を充実させながらも91万円(消費税別)という低価格を実現。立体駐車場にも入る、ハイトワゴンよりも少し低い全高の1550mmというのもウケて、予想を上回るヒットモデルとなりました。


 でも、ekワゴンの中古車はタマ数が多い割には値落ちが進んでおらず、5年前に新車で91万円で販売されたMグレードでも、40〜50万円もしてしまいます。しかも40万円台前半の物件は7万km以上走った、チョイ過走行や修復歴ありのクルマも目立ちます。

新型なら5万円高で便利なスライドドアも選べる!

新型なら5万円高で左側スライドドアを選ぶこともできる

 それに対して発売されたばかりの新型は、同じくベースグレードのMなら、消費税込みで96万6000円とフルモデルチェンジ前の旧型と同じ価格を維持しており、値上げはされていません。

 ボディの骨格やエンジンなどは、先代に少し手を加えた程度なので、ほとんど一緒なのですが、インパネのデザインやシフトレバーの操作感などは大幅に良くなっているので、新型のほうが絶対にお買い得感はあります。

新型はインパネシフトを採用して質感も高まった!

 さらに5万2500円出せば、電動スライドドア(左側のみ)付きのMSというグレードも選ぶことができます。電動スライドドアは窓が開かなかったり、給油中にドアが開かないというデメリットもありますが、なかなか便利なので人気の出そうなグレードです。

 これらのことを加味すると、5年落ちで7万kmぐらいの中古車を45万円程度で買うぐらいなら、思い切って新車を検討した方が賢いと思います。新車だと取得税を払う必要があったり、購入時の諸費用は少し高くはなりますが、やはり軽自動車は新車で買って、古くなる前にガリバーで高く買い取ってもらうのが理想の乗り方でしょう。