eKワゴン
eKワゴン

シンプルながら張りのある面構成で、飽きの来ないデザインを採用。テールランプはLED式を採用し、視認性の向上を図っている。

eKスポーツ

eKスポーツは大きな開口部のグリルを始め、専用エアロや内装を装備し、よりスポーティなイメージを強調している。

ekワゴン

ダークグレーとベージュの2トーンカラーでモダンな雰囲気のインテリア。インパネシフトを採用することで、左右ウォークスルーはしやすい。

ekワゴン

一部のグレードでは電動スライドドアを標準装備する。三菱独自のインナーレール式とすることで十分な広さの開口部を確保している。

eKスポーツ

eKスポーツにはアームレスト付きの専用レカロシートをオプションで装着可能。ホールド性が高く、長時間のドライブでも疲れにくそうな形状だ。

eKワゴン

コンビニフックやキッズ用テーブルなど、様々なユーティリティアイテムを自由に装着&移動できるマルチポジションユーティリティ(MPU)を装備する。

eKワゴン

ラゲッジは開口部の高さも低めで、重い荷物の積み卸しも楽々。リヤシートを倒せば、広くフラットなスペースが現われる。

eKスポーツ

eKスポーツの最上級グレード(R)は14インチのタイヤ&ホイールが標準で装着される。その他のモデルでは13インチとなる。

電動スライドドア採用で使い勝手バツグン!

 三菱のeKワゴンとeKスポーツがフルモデルチェンジされた。新型eKシリーズの開発コンセプトはズバリ「みんなのスマイル いい軽ワゴン」だという。新型では世代や性別を問わず幅広いユーザーに受け入れられるよう、様々な調査を元に使い勝手の向上を図ったという。

 新型eKワゴンの最大の特徴は、ボンネット型軽自動車では初となる電動スライドドアを採用したことだろう。この電動スライドドアは、軽自動車の限られた全長のなかで最大限の開口幅を実現するために、三菱独自のインナーレール式を採用している。このため大人の乗り降りにも十分な530mm×1050mmの開口部と、レール部が外から見えないクリーンなエクステリアを両立することに成功したという。

 また実用性向上のためマルチポジションユーティリティ(MPU)と呼ばれる同じ規格の取り付け部をインパネ下部(1カ所)と、助手席シートバック(4カ所)に装備しているこれは標準装備のプチゴミ箱やコンビニフックを始め、キッズ用のテーブルなど様々なユーティリティアイテムを自由に装着&移動できるアイディア装備だ。

実用性と快適性を両立させたインテリア

 新型eKワゴンのインテリアは、ダークグレー
とベージュの2トーンでモダンなイメージでまとめられている。またシート生地はソフトな風合いのものを採用。座面も丸みを待たせた形状とすることで、包まれ感のある座り心地でとても快適だ。一方、eKスポーツはブラックを基調としたカラーリングで、スポーティなイメージを強調。さらにメーカーオプションでレカロシートを選択できるのもポイントだ。

 様々な収納スペースや快適装備を採用するなど実用性の高さが魅力の新型eKシリーズだが、快適で楽しいドライブができる工夫も凝らされている。なかでも軽自動車の常識を越えたオーディオシステムに注目したい。このハイグレードサウンドシステムは6ポジションの8スピーカー、トータル360Wの大出力システムが最大の魅力といえる。そして各ドアにデッドニングを施すことで、高音質を追求したのも見逃せないポイントだ。

 さらに車内環境改善のため、アルデヒド類を吸着&分解する消臭天井を装備しているのも注目だ。さらにUV&ヒートプロテクトガラスを採用することで、女性にとって気になる夏場の日焼けや、ジリジリした暑さを解消してくれるなど上級者にも負けない装備が満載だ。さらに電動スライドドア車のシートには撥水加工が施され、クリーニングの手間が少なくて済むのも嬉しいところだ。

運転しやすい視界の良さとパワフルなエンジン

 新型eKワゴンは、セミトールタイプのボディ形状を継承することで、広々したキャビンスペースと取り回しの良い視界の良さを実現している。運転席のシートスライド量は旧型比+20mmとすることで、小柄な女性から身長180cm近い大柄な男性まで最適なドライビングポジションを可能にしている。またシートポジションを10mm下げることで開放感を持たせ、さらに左右シートの間隔を広げることで、窮屈感を解消しているのだ。

 また後部座席もヘッドスペースを拡大するとともに、足元スペースも十分確保した。これにより、乗降性もアップしたのも見逃せないところだ。

 新型eKシリーズに登載されるエンジンは直列3気筒のNAとターボの2種類。NAでもストレスを感じさせない力強い加速性能を確保しているという。またNAの上級モデルとターボモデルではロックアップ機構付きの4速ATを採用し、燃費性能とパワフルな加速を両立させている。新型eKシリーズは使い勝手の良さに加えて、優れた経済性も手に入れることに成功した。強力なライバルがひしめく軽自動車市場でも強い存在感を示すことができそうだ。

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代表グレード
ekワゴン GS
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395×1475×1550mm
車両重量[kg]
850kg
総排気量[cc]
657cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
50ps(37kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
6.3kg-m(62N・m)/4000rpm
ミッション
4速AT
10・15モード燃焼[km/l]
19.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
110.25万円
発売日
2006年9月13日
レポート
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写真
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