三菱「eKスポーツ RS」 エクステリア

「eKワゴン」にはあって、「eKスポーツ」には無かったもの

 三菱は、軽スポーツワゴン「eKスポーツ」に、「eKワゴン」で好評の電動スライドドアを搭載した新グレード「XS」「RS」を追加設定し、9月6日から発売開始した。

 06年秋にデビューし、利便性の高さなどから好評を博した「eKワゴン」の電動スライドドアだが、当初スポーティな「eKスポーツ」にはなぜか設定がなかった。デビュー1年を迎え、いよいよeKスポーツにも待望の追加導入となった。
 「XS」はNAエンジン搭載の「X」を、「RS」はターボエンジン搭載の「R」をそれぞれベースとし、後席左側にスライドドアを搭載した。
 車体外側からドアレールが見えないインナーレール式を採用し、すっきりとした外観としたほか、運転席スイッチ、センターピラーの室内スイッチ、キーレスエントリーリモコンキーで操作出来る電動開閉式としている。

 価格は、「XS」が131万2千5百円(2WD)から143万2千2百円(4WD)、「RS」が141万7千5百円(2WD)から153万7千2百円(4WD)まで。全て4ATと組み合わされる。

 また併せて「eKワゴン」「eKスポーツ」シリーズ全車に、電動格納式ドアミラーの制御やセキュリティアラーム機能、運転席ドア限定アンロック機能などを備えたETACS機能を追加し、メーカーオプションのMMESにワンセグ対応、DVD/MP3再生機能などを追加するなどの一部改良も行なわれた。

三菱「eKスポーツ RS」 インパネ
三菱「eKスポーツ RS」 インテリア
三菱「eKスポーツ RS」 インパネ