ラインの処理など、リヤからの眺めは日本車離れした感じにまとめられている。かなりワイド&ローになっていることがわかるはず。 コラムシフトなどは廃止され、各パーツはあくまでも控えめ。しっとりとした大人向けのテイストでまとめられている。走りも期待大だ。 こちらはパリモーターショー出展車として、発表されている欧州仕様。右ハンドルなのでイギリス仕様かもしれいないが、国内仕様もほぼ同じだろう。 ![]() |
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シティクロカンとしての正常進化を遂げつつ、高級さをプラス悪路走破性よりも街乗りメイン。そしてあくまでもスタイルを重視したのがライトクロカンと呼ばれるジャンルである。その元祖となるのが1995年にホンダから登場したCR-Vだろう。それまでのハード系クロカンに対して、気軽に乗れることから大ヒットモデルとなった。そのCR-Vがいよいよ3代目へと進化することに。すでに海外モデルの概要は発表されているので、独自に入手した情報を総合して、その全貌に迫ってみよう。 まずそのスタイルだが、スリーサイズ自体は先代とあまり変わるところはなく、その意味では正常進化。ただしデザイン的にはワイド&ローなフォルムをまといライトなイメージはまったくないといっていい。しかもサイドからリヤにかけてのラインの処理。さらには17インチはあろうという大径ホイール&低偏平タイヤなど、ズバリ言って、これはもはやプレミアムSUVだ。 正直このジャンルの国内市場は縮小気味なだけに、SUVの本場である北米をメインターゲットに入れているのかもしれない。現に国内販売は10月中旬開始なのに対して、北米は9月末から先行発売されるのもその表われかもしれない。 エンジンは現行モデルに磨きをかけてパワーアップ内装もかなり豪華になっているようだ。最近のホンダ車といえば、未来感を強調したようなインパネデザインなどが特徴だが、かなり落ち着いた「大人な雰囲気」にまとめられている模様だ。 さらに装備面でもレザーシートの設定や電動パワーシートの標準化など贅を尽くしている。もはや、気軽に楽しめるCR-Vというキャラクターは微塵もないといっていいだろう。ただし高級化するのはけっこうなのだが、価格がどれほどになるかは気になるところで、かなりのお値段になってもおかしくはない。 そして気になるのが走行性能だが、こちらはまさに2代目からの正常進化といっていい。エンジンは2.4リッターのみでi-VTECが装着されるというのは発表済み。それ以外のスペックは未発表だが、吸気系の変更などでパワーが10馬力ほどアップしているようで、それに合わせてミッションなど駆動系の強化が施されている。足まわりについても、大パワー&大径タイヤ化に対応しつつ、さらに高級感を演出すべくしっとり感や操安性の向上が計られているのは確実だ。今までプレミアムSUVというとハリアーやムラーノといったイメージだったが、日本車でもよりコンパクトなクラスでもその流れがやってくるのかもしれない。
*上記内容はすべて編集部による予想記事です
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CR-Vのカタログ情報
- 平成30年8月(2018年8月)〜令和4年12月(2022年12月)
- 新車時価格
- 323.0万円〜418.9万円
CR-Vの在庫が現在8件あります
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