ホンダは、同社のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に関する取り組みについてまとめた「CSRレポート 2006」を発行した。

 ホンダは創業以来、基本理念である「人間尊重」と「三つの喜び」のもと、事業・安全・環境・社会活動など様々な領域において顧客と社会からの信頼と共感を得て、人々の喜びの実現に向けた企業活動を進めてきているという。本レポートは、これら企業活動の取り組みについて、CSRの観点で総括的にまとめた内容としている。

 ホンダは2006年1月に、専任部署となるCSR室を新設するとともに、CSRを「社会と喜びを共有し、社会と共に存続する企業となること」と位置づけ、今後もCSRの考え方を社員ひとり一人が共有し、世界各地域においてその役割と責任を果たす取り組みを実践していくとのこと。