ヨーロッパのデザインスタジオの意見も採り入れら、仕上げられたデザイン。それまでのセダン然としたものからは明らかに変化を遂げている。 樹脂パーツの質感だけでなく、組み立て精度にまでこだわっている点に注目だ。ミディアムセダン並みの広さも確保されている。 ![]() |
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21世紀を迎えるにふさわしく、すべてを一新セダン不振などの社会環境もあって、過去のカローラとは決別して誕生したのが、九代目だ。それだけにシャーシ/エンジン/ミッション/サスペンションなど、すべてに渡って新開発されている。さらにスタイルもじつにあか抜けものとなり、ヨーロピアンテイストを全面に醸し出した、車高が高いスタイルが印象的だ。もちろんその結果、パッケージングは有利になっており、各部の質感大幅向上と相まって、セダンとしての資質を大きく高めている。さらにエンジンはパワーと経済性を高いレベルで両立した実用ユニットで、1.3リッター/1.5リッター/1.8リッターの3つが用意されるとともに、2.2リッターのディーゼルもある。またセダンメインでの展開を見直し、ランクス/アレックス、スパシオなど、ボディバリエーションの充実化にも注目だ。
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