フォルクスワーゲン クロスポロ
フォルクスワーゲン クロスポロ

シルバーのルーフレールや、樹脂製のホイールハウス&サイドシルエクステンションなどでSUVらしさを表現し、アクティブな走りを予感させるエクステリア。

フォルクスワーゲン クロスポロ

専用のステアリングやサイドブレーキレバーなどを採用し、クロスオーバーモデルにふさわしいなどでファッショナブルかつアクティブなイメージをプラスしている。

フォルクスワーゲン クロスポロ

フロントのスポーツシートは、アクティブな走りにも対応できるサポート性を持つ。ボディカラーによっては、シート表皮の色をコーディネートすることができる。

フォルクスワーゲン クロスポロ

フロント同様、明るくポップなイメージでまとめられたリヤシート。コンパクトなボディサイズながら、まずまずの居住性を確保している。

フォルクスワーゲン クロスポロ

ラゲッジの容量はアクティブな使用にも十分耐えるだけのものが確保されている。リヤシートを倒せば、驚くほどの量の荷物を楽に積み込めてしまう。

フォルクスワーゲン クロスポロ

新型クロスポロのミッションはティプトロニック付きの6速AT。これに組み合わされるエンジンは、日本市場では初採用の1.6リッターとなる。

フォルクスワーゲン クロスポロ

BBS製の17インチ大径ホイールを装着する。8本スポークの力強いデザインが、SUVらしいアクティブな走りを想像させてくれる。

ホンダ ストリームフォルクスワーゲン クロスポロ

新型クロスポロの魅力について語るフォルクスワーゲングループジャパンの梅野社長。アクティブな走りが楽しめる自信作だという。

プレミアムコンパクトとSUVの魅力を融合させた!

 プレミアムコンパクトカーとして人気の高いフォルクスワーゲンのポロに、SUVライクなスタイリングと、ファッション性を取り入れたクロスオーバーモデル、新型クロスポロが新たに設定された。

 このクロスポロのようなクロスオーバーモデルは、ヨーロッパでもトレンドとなっているカテゴリーで、様々なモデルが発売されている。フォルクスワーゲンだけを見てもゴルフクロスカントリーや先代ポロベースのポロファン(日本未導入)などがある。今年2月からドイツ本国で発売されているクロスポロもかなりの人気モデルのようで、ポロ全体の販売台数の1割を占めるほどだという。

SUVらしさを強調したファッション性溢れるエクステリア

 新型クロスポロの最大の特徴は、SUVらしいファッショナブルなエクステリアと、明るくポップなインテリアデザインにある。まず目を引くのは、アンダープロテクター風の処理が施されたシルバーの専用バンパーだ。

 さらにボディ下部の樹脂製ホイールハウス&サイドシルエクステンションなどもそれらしい雰囲気の演出に一役買っている。またシルバーのルーフレールやドアミラーでもSUVらしさを表現することに成功している。

 そして最低地上高は20mm、ルーフレールを含む全高は55mm高められ、SUVにふさわしいアクティブな環境での使用も可能にしている。新型クロスポロは、ルックスだけではなく走りの面でもSUVらしい雰囲気を楽しめるのが最大の魅力といえるだろう。

明るくポップなインテリアにも注目!

 新型クロスポロは、「For urban adventyres」をコンセプトに開発されただけあり、都会的で冒険心あふれるルックスとカラフルなカラーリングが魅力といえる。これはインテリアのデザインやカラーリングにも共通していて。とてもポップで明るいイメージを与えることに見事に成功している。

 なかでもマグマオレンジとライムのボディカラーでは、シートやドアとリムの一部をボディカラーとコーディネートすることで、さらなる遊び心をプラスしている。またカラーリングだけではなく、専用のステアリングやハンドブレーキグリップ、そしてアルミ調ペダルなどによりファッショナブルでアグレッシブなイメージを手に入れているのにも注目したい。新型クロスポロはルックスも走りも新世代のクロスオーバーカーにふさわしい資質を持つモデルといえるだろう。

代表グレード
クロスポロ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3920×1670×1535mm
車両重量[kg]
1180kg
総排気量[cc]
1597cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
105ps(77kw)/5600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1kg-m(148N・m)/4500rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
14.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
239.0万円
発売日
2006年9月2日
レポート
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写真
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