フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、6月13日〜15日の間、国際的第三者認証機関 ビーブイキューアイジャパンによるISO14001(環境ISO)の審査を受け、認証の適応範囲を全社に拡大して、6月27日にISO14001認証を更新したと発表した。

 VGJは、フォルクスワーゲン グループの一員として、ドイツにあるフォルクスワーゲンAG本社が1995年に企業の持続可能な発展に向けて制定した「環境方針」に基づき、環境保全活動を行なってきたという。その結果、2000年7月には愛知県豊橋市にある日本の輸入車業界において最大規模となる車両整備センターでISO14001を取得、さらに今回(3年毎の更新)2回目のISO14001認証の更新審査を受けるにあたり、中央部品倉庫・トレーニングセンター・本社オフィスビル及び東京オフィスなどを含む全社に適応範囲を拡大して更新された。

 VGJは、2000年に車両整備センターでISO14001を取得したあと、ISO推進部門がその経験を基に活動範囲を拡大したとのこと。事務部門では、文書の電子化や廃棄物の適正処理、物流の最適化の実施により環境保全に全社を挙げて取り組んでいるという。また、全社へ環境保全活動を浸透させるのに月2回、最新の活動状況などを取り上げた社員向け「ISOニュース」が発行されているとのこと。