BMW 新型3シリーズクーペ「335iクーペ」試乗記
BMW 新型3シリーズクーペ「335iクーペ」試乗記

新型3シリーズクーペをいち早くドライブさせるこもだ きよし氏。

BMW 新型3シリーズクーペ「335iクーペ」試乗記

6AT車にはステアリングパドルが装着される(写真のモデルは6速MT車で未装着)。

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少しづつだが細かい個所で3シリーズセダンと差別化が図られているインパネ周り。

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今モデルから完全に4シーター仕様となった新3クーペ。

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内装パターン・シート地などの設定によりセンターコンソールの仕様・色も異なるようだ。

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新型3シリーズクーペにももちろんBMW自慢の「iDrive」が設定されている。

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これがシートベルト装着サポート用のアシストアームだ。

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こちらは運転席側のドアトリム。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

フル4シータークーペに進化

 今度の3シリーズクーペは完全な4人乗りになった。センターコンソールが後席まで伸び、座席中央にはシャッター付きの小物入れまである。3シリーズクーペの後席の居住性は、歴代のどのモデルもクーペとしては良かったが、[E92]も大人が乗っても窮屈ではない充分な長さと高さが確保されている。
 ダッシュボードは基本的にセダンと同じデザインだが、エアコンの温度コントロールのダイアルにメッキのリングが加わったり、ステアリングスポークの内側にメッキのラインが加わったりと、少しずつクーペ独自のものが入っている。

新デザインのシートを採用

 インテリアで一番のトピックスはシートベルト装着サポート用のアシストアームが設置されたことだ。シートに座りキーをスロットに挿すと、シートの着座センサーによってアシストアームが伸びてシートベルトを身体の横まで押し出してくれるものだ。2ドアでBピラーが後方になるクーペは手を延ばしてもシートベルトを取りづらいが、それを解消してくれるシステムだ。これは先代クーペのユーザーからのコンプレインに対応したものだ。
 フロントシート自体はセダンとは異なる。これまでのクーペモデルとも異なる新デザインである。後席に乗り込むために前に倒すためのレバーもバックレストの肩の上になり、判りやすく誰でも扱いやすい。
 ドアの内張りは運転席と助手席ではデザインが異なる。助手席は前方に縦型のアシストグリップがあるが運転席はない。

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代表グレード
335iクーペ(欧州仕様)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4580x1782x1375mm
車両重量[kg]
1615kg
総排気量[cc]
2979cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
306ps(225kw)/5800rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
400N・m/1300-5000rpm
ミッション
6速ステップトロニック&ステアリングパドル付AT
燃焼[EU-サイクル(l/100km)]
9.5(l/km)
定員[人]
4人
レポート
こもだ きよし
写真
BMWジャパン
スタイル インテリア 走り&メカニズム