日産と三菱、軽乗用車のOEM供給を継続

 日産と三菱は8月8日、三菱から日産への軽乗用車のOEM供給を継続することで合意し、契約を締結したと発表した。

 三菱は2005年より、日産に対し「オッティ」(三菱自動車名「eKワゴン」)を、年間約3万6,000台OEM供給することとしている。今回の契約締結により、2006年度下半期から現行車に代わり「eKワゴン」の次期型車をベースとした新型車を供給することになる。

日産と三菱、軽乗用車のOEM供給を継続

 三菱はこの他にも、2003年10月より日産に、軽商用車「クリッパー」(三菱自動車名「Minicab(ミニキャブ)」)を年間約2万台供給する契約となっており、軽自動車全体としては年間計約5万6,000台を供給することになる。

 このOEM供給の継続により、日産はユーザーのニーズに合った商品ラインナップを引き続き提供できるとし、三菱は量産効果が高まることで、生産性の向上を図ることができるとしている。