クルマ好きにはたまらない映画
ユニークなキャラで人気のディズニーとピクサーの最新アニメは、うれしいことにクルマが主人公だ。と言うよりクルマしか出てこない。クルマ好きにはたまらないアニメなのである。トイ・ストーリーとファインディング・ニモに続く最新作の『カーズ』は、主人公のマックィーンがレースでチャンピオンを目指す物語だ。だが、レースシーンより、彼がカリフォルニアに向かう途中、迷い込んだ田舎町での出来事のほうがドラマチックで愉しい。
見所のひとつでもある懐かしいクルマたちに出会える!
マックィーンは、迷い込んでしまったラジエター・スプリングスから急いで出ようとしてスピード違反を起こし、裁判にかけられる。そこで知り合った住民たちとのふれあいが観る者を感動させるのだ。また、アニメが見とれるほどきれいだし、懐かしいクルマもたくさん出ている。フローのV8カフェやドック・ハドソンの診療所など、オジさん好みの名前にしているのも泣かせるネ。車名を当てる楽しみもある。チョイワル系のボディアートやオンボロレッカーも面白かった。
伝説の道となっている「ルート66」も出てくる。ご存知のようにルート66は、シカゴからサンタモニカへとアメリカを横断して走る街道道だ。小説に出てきたり、歌になったりと有名な道で郷愁を誘う。依然、この道を走ったが、最近はハイウェイ網の完備で、ちょっとさびれた景色になっていた。が、このアニメはほのぼのとして愉しい。クルマを知っている人も知らない人も愉しめるのがいい。
「カーズ」のキャラのミニカーやチョロQも続々登場!
8月27日まで、東京の六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーでは、この「カーズ」の公開に合わせ、ピクサー展を開催している。夏休みに子どもと一緒に行っても愉しいだろう。また、映画の上映にあわせて「カーズ」のキャラのミニカーも続々と登場している。チョロQにもマックィーンとサリー、そしてメーターの3キャラが登場した。ミニカーのいくつかを紹介しよう!
12種類ものキャラがラインナップ!
歴史ある玩具メーカーのマテルから発売されているキャラクターカーの数々。な、なんと12種類のキャラがラインアップされている。日本ではトミーダイレクトからの発売だ。ボクはドンキで手に入れた。1000円以下で買えたのが嬉しい
主人公マックィーン マテル作品、細部にもこだわった作りに感動!
主人公の若きレーサー、ライトニング・マックィーン。大きいほうがマテルの作品。タイヤまで忠実に再現されている。「LIGHT YEAR」というホワイトレターのタイヤが涙モノだ。小さいほうは200円のガチャガチャ。
カバンにも携帯にもつけたい!
100円で楽しめる!全9種
手軽に楽しめる100円のガチャガチャ。カーズ・ファスナー・マスコットは全9種。荒っぽいチック・ヒックスやピストンカップ最多勝を誇るカリスマレーサーのキング、ドック・ハドソンなどのキャラが加わっている。