ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

気になるモデルを勝手に予想!(妄想?)

 『GMとのアライアンス』というビッグな話題で盛り上がる一方、景気の良い話があんまり聞こえて来ない日本市場での日産。そんな中、中国戦略モデルの第一弾として新型ミニバン「Livina Geniss(リヴィナ ジェニス)」のイメージイラストを発表しました。むむむ?コレってもしかして「ホンダ ストリーム」や「トヨタ ウイッシュ」への「直球」対抗馬なんじゃないの?日本にも入ってくるの!?気になるニューモデルの今後について、編集部徳田が勝手に予想しちゃいました! あ、あくまで予想なんでその点はあしからず・・・

新型ストリーム登場に『待った!』をかけた!?

 ホンダから新しいストリームが登場!『最大のライバル「トヨタ ウイッシュ」との戦い再び勃発だっ!!』・・・と、熱い戦いを繰り広げる2大ライバル車が世間をにぎわせている中、ちょっぴり気になるニュースが東京・銀座のほうからやってきました。日産の中国戦略モデル第一弾 新型ミニバン「Livina Geniss(リヴィナ ジェニス)」のお話。

 リヴィナ ジェニスは7月末に開催される中国・広州国際モーターショーで実車が初お披露目され、06年末には中国で発売開始されるという1.8リッターのエンジンを積む3列シートの新型ミニバン。なんでも「高級感と実用性を兼ね備えた新しい多目的乗用車」とのこと。

06年末より中国で先行発売、日本では??

 ってことは確かにコレ、ウイッシュやストリーム対抗にドンズバなクルマみたいなのだけど、でも中国市場向けの車なんじゃないの?
 いえいえ、プレス向けリリースの後ろのほうを読むと「生産工場は、中国における日産と東風汽車公司との合弁会社である東風汽車有限公司の花都工場(広東省広州市)で、他の市場に投入するモデルは世界各地で生産される。」との記載。
 お?もしかして日本市場にも来るのでは。肝心のその点については今のところ一切発表はないけど、「世界各地で生産」とのことだから、日本に来たって不思議はありません。
 スポーティ風味のストリームやウイッシュとは微妙に直球勝負を避け、大型サンルーフやスライドドアなどの独自性を主張し登場した「ラフェスタ」。コレに加え、新たなラインナップとしてリヴィナ ジェニスを投入するのは確かに「アリ」ですよね?

イメージイラストをよくよく観てみると・・・

 さて、このイメージイラストをしみじみ観てください。ブッといタイヤを普通のサイズにしてみたら・・・
 実は、非常に現実的なボディラインであることに気付きませんか?(というか、ちょっと「古い」気すらするのは気のせい??)
 しかし今年、新型車投入が途絶えてしまった日産販売店の営業マンなら「コレ、今すぐ発売して(涙)!」と思うはず。しかも低コスト(なはずの)中国生産としてホンダ ストリームやトヨタ ウイッシュより格安な価格設定で登場してきたとしたら!!・・・と妄想はますます広がります。
 2輪車ではホンダのスクーター「トゥデイ」という例がありましたが、完成品の乗用車ではまだ中国製モデルが日本に来た例はありません。これはあくまで筆者の想像(妄想?)なので、実際に現実となるかは一切わかりません。わかりませんが、価格という武器を元にライバルに殴りこみ!って、ちょっと興味深い展開だと思いません?? 現実にはどうなるかわからないけれど、今後の「リヴィナ ジェニス(Livina Geniss)」の展開に注目しておいて損はないはずですよ!

スポーティさを前面に押し出し、「ホンダ ストリーム」の市場をかっさらった「トヨタ ウイッシュ」。新型ストリームの登場でどうなるどうする!?

いよいよ7月13日に登場した元祖スポーティミニバン、2代目「ホンダ ストリーム」! よりスポーティに生まれ変わった期待の新星だ。

スポーティ系じゃなく『あえて』癒し系ファミリーミニバンのキャラを立てて登場した「日産 ラフェスタ」の存在も忘れちゃいけませんよ!