トヨタは、2006年7月15〜17日の間、十勝インターナショナルスピードウェイ(北海道)で開催される「十勝24時間レース」に、ハイブリッドカー「レクサスGS450h」で参戦することを発表した。

 今回の参戦は、24時間レースという過酷なモータースポーツの場での挑戦を通じて、ハイブリッドシステムの更なる小型軽量化や高効率化等を目指す開発の一環として行うものとしている。併せて、ハイブリッドシステムのモータースポーツにおける可能性についても、調査を行う予定。

 なお、自動車メーカーが主体的に関わり、十勝24時間レースのような準国際格式の競技に、ハイブリッドカーが出場するのは、今回が初めてとなる。

レクサス GS450h スーパー耐久レース参戦車両・概要

車名(レース車名)
デンソー・レクサス GS450h
ベース車種
レクサス GS450h(DAA-GWS191-BEXQH)
参戦グループ・クラス
プロダクショングループ・P-1クラス(ハイブリッド/エコ)
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm]
296ps(218kW)/6,400rpm
モーター最高出力[ps(kw)]
200ps(147kw)
HVシステム全体の最高出力[ps(kw)]
345ps(254kw)
車両重量
1,550kg以上
主な改造点(装備)
レース専用サスペンション(フロント・リヤ共)、タイヤホイール、安全ローゲージ、安全燃料タンク、デファレンシャル、ブレーキシステム、その他エアロパーツ、車両各部の軽量化等
チーム名
LEXUS team SARD(チーム所在地:株式会社サード内 愛知県豊田市)
ドライバー
平中克幸、Andre COUTO、嵯峨宏紀 (もう一名については後日決定)