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- ワゴンにはワゴンらしい選び方がある
- 18インチを履きこなす足回りに
- オススメは3リッタ−のスペックB
ワゴンにはワゴンらしい選び方がある
ツーリングワゴンは、セダンのB4よりロングドライブするユーザーが多い。だから長距離ランや長時間の乗車で疲れないグレード選びをする必要がある。多人数乗車で余裕があり、足の完成度も高いのはSIドライブを採用した上級モデルだ。
さらに精悍になったフロントマスクだが、spec.Bには専用のグリルが装着されるようになったのもポイント。押し出し感十分で特別な存在感を醸し出す。
ターボモデルの場合、写真のようにボンネット上にエアスクープがつく。ただレガシィの場合、これがなくても十分スポーティなスタイリングだ。
テールランプの意匠変更、メッキガーニッシュなどの追加によって、プレミアム感のましたリアデザイン。前期モデルとの違いは一目でわかる。
18インチを履きこなす足回りに
ちょっと価格は張るが、18インチタイヤ装着のスペックBが飛躍的によくなった。リニアかつ気持ちいいハンドリングを手に入れ、乗り心地も悪くない。17インチタイヤ装着車より好印象で、進化の度合いがもっとも高く感じられる。
オススメは3リッタ−のスペックB
ロングドライブ派へのボクのイチ推しは、水平対向6気筒エンジンを積む3.0RスペックBだ。ハンドリングの軽快感は2.0GT系に一歩及ばないが、長い距離を走っても疲れが少ない。エンジンは滑らかだし、静粛性も文句なしである。同乗者も快適だろう。
新モデルは実用域のトルクが太くなり、ドライバビリティが大きく向上した。また、SIドライブの採用により、実用燃費もよくなっている。ダウンシフトブリッピングコントロールを採用しているのも3.0Rの5速AT車だけだ。
3リッタ−モデルは、他のモデルに比べスタイルもエレガント。ただspec.Bに関しては他のグレードと同様なスポーティさを備えた外観になる。
高級ワゴンとしての貫禄が漂うリアスタイル。その中でも3リッターエンジン搭載車ともなれば、上質感は抜群。
spec.Bでは選択できないが、3.0Rには画像のようなアイボリーレザーもオプション設定される。非常にセンスが良く、セレブな印象だ。
代表グレード | 3.0R spec.B |
代表グレード 3.0R spec.B ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4680×1730×1475mm |
車両重量[kg] | 1510kg |
総排気量[cc] | 2999cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 250ps(183.88kw)/6600rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 31.0kg・m(304.01N・m)/4200rpm |
ミッション | 5AT |
10・15モード燃焼[km/l] | 11.6km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 334.9万円 |
発売日 | 2006/05/24 |
レポート | 片岡 英明 |