ブリヂストンは、2008年〜2010年度F1世界選手権の単独公式タイヤサプライヤーの公開入札に応じ、同サプライヤーに選出され、2006年7月5日、FIA(国際自動車連盟)より正式発表を受けた。2007年度も単独サプライヤーを務める予定である。
 また、ブリヂストンは、チームへのタイヤサプライヤーとして、F1世界選手権に参戦を開始してから、今年で10年目を迎える。

 代表取締役社長荒川詔四氏は「2008年から2010年にかけて、FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップの公式タイヤサプライヤーに選ばれたことを喜ばしく思います。ブリヂストンは世界最大のタイヤ及びゴム製品メーカーのひとつであり、モータースポーツの世界最高峰であるフォーミュラワンへタイヤを供給できることを大変名誉なことと感じています。長年にわたりフォーミュラワンへ参戦するということは、ブリヂストンにとって様々な重要な意味を持っています。それは、フォーミュラワンへ参戦がブリヂストンというブランドを世界に広める場となるというだけでなく、タイヤに込めたメッセージを送り続けることができるからです。そのメッセージとは、サーキットに限らず、一般道での交通安全を訴えるということです。ブリヂストンがFIAファンデーションと共同で取り組んでいる世界交通安全キャンペーン「Think Before Your Drive」はまさに我々の企業理念と合致するものであり、引き続きフォーミュラワンへ参戦することで、そのキャンペーンのキーとなるメッセージを送り続けることができると考えています。」と語った。