マツダは、防府工場（山口県防府市）の累計生産台数が2006年７月５日に700万台に到達したと発表した。1982年9月に現在の防府第１工場で「カペラ」の生産を開始してから、23年10ヵ月での達成となった。
防府工場は、1981年に中関地区で自動車部品の生産を開始し、翌1982年に西浦地区に現在の第１工場を建設、同年９月から宇品工場（広島県）とならぶ乗用車の主要生産拠点として、「マツダカペラ」などの生産を開始した。その後1992年に西浦地区に第２工場を建設し、同年２月から「ユーノス500」などの生産を開始した。
現在の生産能力は防府第１、第２工場合せて年間約39万４千台で、「マツダアテンザ」と「マツダアクセラ」を生産しており、「マツダアテンザ」の生産を開始した2002年５月以降フル操業が続いている。2004年度に過去最高となる49万6,472台を生産し、2005年度も歴代２位となる48万4,196台を生産している。また、防府工場中関地区では1981年以来、2,400万基以上のトランスミッションを生産しているとのこと。
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また、防府工場では、地域社会の一員としてコミュニティー活動にも積極的に取り組んでいて、毎年夏に開催される「マツダ招待少年サッカー大会」の主催や、地元活性化を目的とした「愛情防府フリーマーケット」に事務局として参画するなど、地域に根ざし、地域と共生し、地域に愛される工場づくりを目指しているという。
