富士重工業と双日は、ウクライナでスバル車の販売を本格展開すると発表した。2006年5月に設立したスバル車の輸入販売会社であるスバル・ウクライナ社を通じて、ウクライナにおけるスバル車、部品の輸入、・販売、ディーラー網の設備やマーケティングを行なっていくという。

 スバル・ウクライナ社の資本金は、1500万グリブナ(約3億3900万円)。双日が51%出資、49%は従来ウクライナでスバル車の輸入ディーラーを営んでいた、メガ・モーター社とメルクーリ社の折半出資会社であるAWDモーターズ社が出資しているとのこと。

 富士重工業と双日は、これまでウクライナの輸入ディーラーを通じてスバル車の販売を行い、2005年のウクライナでのスバル車の販売台数は約1500台だったが、今後は、スバル・ウクライナ社を通じた販売展開により、2007年には現在の2倍となる年間約3000台の販売を目指すという。また、ウクライナ市場での販売車種は、レガシィ、アウトバック、フォレスター、インプレッサの4車種に加えて、今年秋から他の欧州地区と同様に、B9トライベッカの取り扱いも開始する計画だという。