大型モニター商談支援システム

 スズキは、パソコンと50インチ大型モニターを使用して自動車の商品説明を行なうシステムを開発、販売代理店への導入を開始した。

 この大型モニター商談支援システムは、店舗内で商品を説明する際に、顧客の求める商品情報をワンタッチ操作で大型モニターに映し商談を支援するもの。50インチの大画面にワンタッチしただけで、クルマを好きな角度からスムーズに見ることができたり、ボディカラーや機種変更、オプションの装着を瞬時に切替できるのが特徴。

 また、内装は実物と同じ大きさで画面に映し見ることができるので、イメージが湧きやすい。さらに、説明の難しい機構や主要な装備については、音声開設付きの動画で紹介するなど、カタログや口頭では伝えきれない説明を分かりやすく行なうことができる。

 画質については、設計図をもとに作成された画像を高性能パソコンでモニターに再現しているので、どの角度から見ても実物に近い美しい画質を実現している。

 同システムで、7月現在見ることができる車種は、SX4、スイフト、MRワゴンの3車種で、今後、順次車種が拡大される予定。また、今年度中には、全国3,000箇所の販売代理店及び有力販売店に配置する予定とのこと。