トヨタ プリウス
トヨタ プリウス

マイナーチェンジなのでエクステリアに大きな変更点はない。ただ新しいボディカラーが4つ加わり、選択肢が広がった。

トヨタ プリウス

フロントグリルやヘッドランプに小規模な意匠変更が施され、先進的なイメージに磨きがかかった。

トヨタ プリウス

プリウスには、ツーリングセレクション系にディスチャージ式ヘッドランプが装着され、その他グレードはハロゲンタイプとなる。なおハロゲンタイプでもマニュアルレべリング機能付きとされたのは見逃せない!

トヨタ プリウス

リアスタイルにも、リアコンビランプ以外大きな変更点はない。

トヨタ プリウス

リアコンビランプの意匠変更により、リアスタイルはより表情豊かになった。LED式ストップランプも、相変わらず未来的だ。

トヨタ プリウス

フロントフェンダー部に "HYBRID" エンブレムを追加。さらにリアの "HYBRID SYNERGY DRIVE" エンブレムも大型化されている。

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2代目プリウスが、はじめてのマイナーチェンジを敢行

 プリウスは世界初の市販ハイブリッド乗用車として発売されたクルマで、現行の2代目モデルはハイブリッドシナジードライブというコンセプトによって、スポーティな走りを実現しながら燃費性能にも優れたクルマに変身して登場した。その2代目プリウスも2003年9月の登場からすでに2年を経過し、2005年11月にはマイナーチェンジによって魅力アップを図ってきた。

マイナーチェンジの内容はどんな感じ?

 今回のマイナーチェンジでは外観デザインにも少し手が加えられているが、ヘッドランプ回りの塗装色がわずかに変更されたり、あるいはリヤコンビネーションランプのデザインを変更するなどした程度で、従来のモデルと並べて比べないと分からないくらいの違いでしかない。ほかにハイブリッドシナジードライブのエンブレムがフロントフェンダーにも採用されたのが相違点だ。

 2代目プリウスはまだデビューから2年目なので、来年以降のマイナーチェンジのときにハイブッドシステムの改良なども含めて大きめの変更が行われる可能性が高い。今回のマイナーチェンジは先に発売されたシビック・ハイブリッドに対抗する意味合いも強いものと思われる。

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代表グレード
S
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4445×1725×1490mm
車両重量[kg]
1260kg
総排気量[cc]
1496cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm]
77ps(56.63kw)/5000rpm
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
11.7kg・m(114.74N・m)/4200rpm
モーター最高出力[ps(kw)/rpm]
68ps(50kw)/1200〜1540rpm
モーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
40.8kg-m(400N・m)/0〜1200rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
35.5km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
231万円
発売日
2005/11/01
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
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