トヨタは、「プリウス」の累計販売台数が、本年4月末までに、国内と海外を合わせ約50万4千台と、50万台を突破したと発表した。

 「プリウス」は、世界初の量産ハイブリッド乗用車として1997年に発売され、2000年からは、北米や欧州など海外でも販売を開始した。2003年には、エコとパワーの両立を目指した、第2世代のハイブリッドシステム「THS II」を2代目「プリウス」に搭載、国内をはじめ北米を中心に海外でも販売が好調だという。また、2005年12月には中国長春において、初の海外生産を開始している。

 トヨタのハイブリッド車の累計販売台数は、本年3月末までに60万台を突破している。今後もこのシステムの高い応用性を活かし、ハイブリッド搭載モデルの充実を図るとともに、ハイブリッドシステムの更なる普及を目指していくとしている。