ダイハツ COO
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十分な厚みをもち、ゆったり座ることの出来るフロントベンチシートを採用。そして運転席の高さを簡単に調節できる "シートリフター" も装備している。コントラストのある印象的なシート生地も魅力的!

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リアシートはなんと "240mm" ものロングスライドを実現。左右独立のリクライニング機構とあわせて、とても快適な居住性を実現している。これならコンパクトカーと言えど、ゆったりロングツーリングを楽しめるだろう。

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視線移動を最小限にとどめる "センターメーター" を採用。視認性に優れた2眼タイプだ。そしてさらに、"CX" "CX-Limited" になると、厚いアクリルを用いた立体感あるデザインになり、美しいブルー照明とあわせてぐっと洗練された印象になる。

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スタイル優先であるかと思いきや、十分な実用性を確保している。たとえば大容量で使いやすいラゲッジスペースがそう。2名乗車時は619リットルものゆとりあるラゲッジスペースを実現しているとのこと。またホイールハウス間が広く、テールゲート開口部もワイドで、使いやすさにも優れている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

内装もbBと異なるムード

 運転席に乗り込むと、インテリア回りの雰囲気もクーとbBでは違いがある。
 センターメーターの基本レイアウトやエアコン、オーディオ類の配置などは変わらないものの、コントロールパネルの部分がピアノのようなブラックに塗装されていて、bBとは異なる品質感が表現されている。

女性ユーザーを意識したシート

 装備の違いも大きい。bBではリクライニングして沈み込むまったりシートが装備されていたが、クーにはその設定がなく、逆に運転席にはシートリフターが装備されて女性ユーザーが最適のポジションをとりやすいように配慮されている。
 後席のシートも200mmを超える一体ロングスライドが可能なほか、背もたれの部分は6:4の分割可倒式とされ、自在な使い勝手を実現している。

 また上級グレードのCXリミテッドではオートエアコンがプラズマクラスター付きになるほか、ディスチャージヘッドランプも標準で装備されている。このあたりはbBではオプション設定の装備だ。
 逆にbBの9スピーカーオーディオは6スピーカーがCX系に標準で装備されている。

代表グレード
1.3 CL
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3800×1690×1635
車両重量[kg]
1060
総排気量[cc]
1297
最高出力[ps(kw)/rpm]
92(68)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
12.5(123)/4400
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
16.4
定員[人]
5
税込価格[万円]
144.9
発売日
2006.5.8
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム