ダイハツ COO
ダイハツ COO

bBをベースにしながらも、上品で煌びやかなフロントマスクを実現。

ダイハツ COO

リアはフロントよりもbBに近い。ガーニッシュを追加して差別化を図っているものの、基本デザインはまったく一緒である。

ダイハツ COO

ガーニッシュを追加しただけで、幅広感がぐっと増している。しかも違和感はまったくないので、bBに比べ、大人にも受け入れられそうな佇まい。

ダイハツ COO

ガーニッシュの真中に大きく "COO" と車名ロゴが入る。面白い文字列で字体も洒落ている。

ダイハツ COO

1.3リッター:175/65R14(ホイールキャップ)、1.5リッター:185/55R15(アルミホイール)のタイアがそれぞれ組み合わせられる。写真は15インチアルミであるが、 "COO" のデザインにとてもマッチしていると思う。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ヤングファミリーや女性ユーザーを意識したスタイル

 今年1月にデビューしたトヨタbBのダイハツ版となるのがクー。
 車名は英語のクールに由来し、日本語の空間や天空などにもつながるものとして採用された。

 基本プラットホームはヴィッツ系のもので、コンパクトクラスのトールワゴンというボディの基本骨格も先にデビューしたbBと変わらない。
 ただ外観デザインには大きな変更が加えられているのが特徴だ。最近のトヨタとダイハツのコラボレーションで作られたクルマは、パッソ/ブーンにしてもラッシュ/ビーゴにしても、いずれも全く同じクルマのエンブレムだけを変更したものでしかなく、違いが明確になっていなかった。

 それに比べると今回のクーは主に顔つきを中心にbBとは大きく異なるクルマとして作られている。
 外観デザインだけでなく、装備や仕様に関してもbBとの違いを明確なものにしているので、従来のコラボモデルとは相当に違う印象だ。

 特にbBでは悪っぽいイメージの強い顔つきで、これによって若い男性ユーザーを主要なターゲットにしていたが、クーではヤンズミセスなど、女性ユーザーを主なターゲットにするという違いもある。

代表グレード
1.3 CL
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3800×1690×1635
車両重量[kg]
1060
総排気量[cc]
1297
最高出力[ps(kw)/rpm]
92(68)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
12.5(123)/4400
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
16.4
定員[人]
5
税込価格[万円]
144.9
発売日
2006.5.8
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム