ユニバーサルジョイントの締結ボルトに締め付け不足

 ダイハツは10月17日、国土交通省に「クー」のリコールを届け出た。対象車両使用者には、すでにダイレクトメール等で通知しているが、購入店または最寄りのダイハツ販売会社へ連絡、修理(無料)を受けるよう呼びかけている。
 不具合は、ステアリングシャフトとギヤボックスを連結しているユニバーサルジョイントの締結ボルトに締め付けが不足しているものがあるという内容。そのため、据え切り操作を行うと連結部に緩みが生じ、そのままの状態で使用を続けると異音が発生し、最悪の場合、連結部が外れてかじ取り操作ができなくなるおそれがあるという。
 なお、改善として全車両、当該ユニバーサルジョイントを対策品に交換するとともに、締結ボルトを規定トルクで締め付ける。改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNO.1951のステッカーを貼付する。

対象車両

型 式:DBA-M401S
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間:M401S-0000054〜M401S-0002218 平成18年4月28日〜平成19年3月22日
対象車の台数:2165台

型 式:DBA-M402S
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間:M402S-0000060〜M402S-0005605 平成18年4月28日〜平成19年3月22日
対象車の台数:5546台

型 式:DBA-M411S
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間:M411S-0000056〜M411S-0001174 平成18年4月28日〜平成19年3月22日
対象車の台数:1119台